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インフルエンザワクチンの副作用によりギラン・バレー症候群に!

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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人生はじめての経験

 インフルエンザの予防注射の副作用と思われる症状で人生はじめての経験をしました。 

 3年前の平成27年の10月頃、自治体からインフルエンザの予防接種を受けた際は、接種費用の一部を補助するとの通知があり、その年の12月後半に夫と共に事前の問診票を持って近くのクリニックに出向き接種を受けました。二週間位は自覚するほどの体調変化はありませんでしたが、翌月の正月2日の朝に体調異常が発生しました。

目は覚めているのに起き上がれない 

 朝起きようとしても起き上がれない、手足をはじめ、体の各部分の筋肉に全く力が入らなくて、夫の力を借りて布団の上に起こしてもらっても、その態勢が維持できません。

 自分の手で支えようとしても、力が入らなくてフニャフニャと倒れこんでしまう状態になりました。えつ どうなっているんだ?周りを見ようとすると、首はそれなりにしっかりしていて周りを見ることができ、通常の室内であることが確認できました。

 意識、判断力はしっかりしているのに、自分の体が自分の意志どおりに力が入らなくて、動かないようなことは記憶の中では初めての経験です。力が入らなくても、体のどこにも痛みがなく意識もはっきりしていて、周りの状況の把握も出来ましたので、救急車を呼ぶほどのことはないと様子を見ることにしました。。

トイレに行けない

 一番困ったのがトイレに行くことができないことです。夫にトイレ近くまで布団ごと引っ張ってもらい、便座には排尿出来る姿勢になるよう支えてもらいました。こんな状態ですので布団はトイレのすぐ横に敷いて横になっていました。

 そんな状況が夕方の4時、5時になっても続いていましたが、少しずつ力が入るようになってきてました。夕食は夫がインスタント食品を準備し、早々に寝ましたが不安で寝付くことはできません。

夜中夫が同じ症状を発症

 夜中午前1時頃夫が起き上がれないと声を発しました。私と同じ症状が出ているようです。腕や足、腹筋などにも力がらず布団の上にも座ることができず、私と殆んど同じ症状のようでした。

 二人で何とか数枚のタオルや雑巾をかき集め、排尿時の処理をしました。翌朝、私は時間の経過とともに回復し、昼前には日常動作は何とか出来るようになりましたが夫のほうの回復は夜10時ごろまでかかりました。

 翌々日、予防接種を受けたクリニックにいき症状を詳しく話しましたが、医師の診断は思いもかけないものでした。

「当院では今までに百数十人以上に接種したがそのような申し出はない。家庭での食べ物の影響ではないかと思われます。」

 患者に寄り添った診断、判断をしてほしいと思いました。それ以来インフルエンザワクチンの接種は受けていません。

 春になって、知人から同じ様な症状になった人がいたとの話を聞き、会いに行きました。私と殆ど同じ症状で、やはりインフルエンザの予防接種を受けていました。

 ネットで調べると厚生労働省のホームページに記載がありました。インフルエンザワクチンの副作用によりギラン・バレー症候群になることもあるとのこと。手足の筋力が低下することと、2週目に発症することなど、私の症状と同じではないですか!

 しかもインフルエンザワクチンの添付文書にもギラン・バレー症候群の記載があるとのことで、私を診断した医師は無知だったと分かりました。もっと、勉強をすべきですよね。

 皆さんも良く考えてからワクチンの接種を行なってください。

ギラン・バレー症候群の初期症状は,両足の筋力低下歩行障害,両手・腕の筋力低下,両側の顔面筋の筋力低下,物が二重に見える,食べ物が飲み込みにくいなどです。経過は,どの部位ではじまっても,発症1日〜2週で急速に筋力低下が進行して全身に及びます

医薬品が原因の場合は,投与後2週以内の発症が多くみられますが,時には数ヶ月以上経てから発症することもあります。インフルエンザワクチンでは,ワクチン接種後2週目がピークで,6週間以内の発症がほとんどです

ギラン・バレー症候群や急性散在性脳脊髄炎の副反応は,インフルエンザワクチンの添付文書に記載されている副反応であり,副反応報告基準により28日以内の発生について報告することとなっています

厚生労働省から引用

[参考記事]
「インフルエンザワクチン接種によるアナフィラキシーショック体験談」

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