この記事は40代の女性に書ていただきました。
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① インフルエンザ予防接種を会社が推薦
インフルエンザの予防接種を会社が推薦するようになったのは、私の会社では5~6年前からでしょうか。世間でも会社がインフルエンザの予防接種を推奨している企業は増えていますね。
毎年のようにインフルエンザの流行る時期、会社からの指示のもと、インフルエンザの予防接種を推薦され、当然のようにその年も病院へ行きました。
2016年11月21日、体調や、体温をチェエクしたのち、体調の異常もなく接種をすることになりました。
私の体質は、もともと特定の草で皮膚が荒れやすい体質ですが、特に食べ物のアレルギーがあるわけでもなく、これまでも子供のころから、2015年まで何十年もの間、薬による副作用が出たことはありませんでした。
11月21日、いつもと同じように体調と体温をチェックし、万全の中インフルエンザ予防接種を受けました。注射を打ったときに違和感もなく、初日は帰宅しました。
② インフルエンザの副作用
副作用が出たのは、その夜でした。注射を打った左腕はパンパンに腫れました。打ったところから肘の下まで腫れ、腕は熱を持っていました。肩から背中まで激痛が走り、首も重たく夜も眠れないほどでした。
痛みの感じはとても重たく鈍痛で、少々動かしただけでズッキンという激痛です。痛みで肩よりも上に腕が上がらず、背中も痛いため、腰はひねれない状態になりました。腕も後ろに回らなくなりました。
1週間が経っても腫れと痛みが引かず、予防接種を打った病院を受診しました。先生に言われたのは、インフルエンザのワクチンが合わなかったのだろうとのことでした。そして、翌年からの予防接種は控えたほうがいいと言われました。
③ その後の生活とリハビリ
それから特に病院から何か薬を処方されたわけでもなく、そのまま放置です。
結局11月からの酷い痛みは、8か月程も続きました。8か月の間に、腕は少しずつ動かせるようになりましたが、やはりそこにはリハビリも必要でした。まず冬の寒さから、肩が冷えると痛みが増し全く動かせないので、毎日お風呂に入った際に、しっかりと肩を温め、お風呂で肩を動かすようにトレーニングをしました。もう1年が経ちますが、今でも肩を動かすと少し痛いです。少しずつ動かせるようにはなりましたが、未だに完治していません。
腫れの方はなかなか引かず、結局3~4か月程続きました。8か月の間には動かせるようにはなっていきましたが、肩より上にあげることは困難になっていました。
一番大変だったのは、仕事を休めなかったので、朝の支度にとても時間がかかり、スカートのファスナーを後ろにして締めることができず、人の介助が必要となってしまったことです。会社は制服でしたので、毎日更衣室で制服のファスナーを閉めたり開けたりするのを、人に助けてもらわないとなりませんでした。
お風呂もシャンプーも左手が使えず、右手しか使えませんでした。インフルエンザの予防接種で生活に支障がでる副作用が出るとは思ってもおりませんでした。
④ インフルエンザの予防接種について感じたこと
予防接種は、副作用や体質的に合わなかったりあるとは分かっているつもりでしたが、毎年ごとに流行が違うインフルエンザは、当然ワクチンも毎年違うわけです。そのワクチンが自分の体に合うか合わないかを事前に判断することは困難だと感じました。
毎年新型のインフルエンザの対抗して作るワクチンも、たとえば去年受けて副作用がなかったからと言って、今年も安心して受けられるとは思えなくなりました。
事前に副作用の判断ができればよいのですが、その判断もできないので、今年はインフルエンザの予防接種は控えます。
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