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男性の私が個人輸入の女性ホルモン剤を使った結果、大変なことに

 

この記事は30代の男性に書いていただきました。

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これは今から2年前の話です。当時、私は慢性的な肌荒れに悩まされておりました。様々な化粧水を使用したり、洗顔方法を見直したりと手を尽くしましたが、特に改善も見られない状態が続いておりました。

そんなとき、あるまとめサイトの記事に目を引くものがございました。それは、女性ホルモンを継続的に摂取したところ、肌荒れの改善、肌が綺麗になったというのです。

悩みに悩まされていた私(私は男です)はすぐにネットでホルモン剤を購入し、摂取することにしました。ホルモン剤は本来医療用のため、日本では販売されておりません。なので、海外の輸入サイトを通じて、購入しました。購入したものは「エストロモン 0.625mg 100錠」というものです。これは、卵胞ホルモンを補うためのものです。

購入から約1週間と少し経過したころ、商品が手元に届き、早速服用しました。本来であれば、日常的に摂取していないものを摂るときは、少量から始めなければなりません。しかし、私は多量摂ったほうが早く効果が出るのではと思ったのです。始めから4粒ほどコンスタントに摂取してしまいました。

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エストロモンで副作用が発症

それから3日ほど経過した頃、体がいつもよりもだるいと感じておりました。しかしながら、肌荒れは確かに少し落ち着いてきているような気がしたのです。ですので、続けて摂取していたのですが、1週間が経過した頃、足に重みを感じ、だるい感じがし始めました。

その時には特に何も気にせず、疲れだろうと思っておりました。疲れとは裏腹に肌の調子は良く、継続的に服用した効果が出てきていると感じていました。

そして、さらに3日ほど経過した頃、足が明らかに腫れていることに気がつきました。こんなことは今まで一度もなく、腫れた理由も全く分かりませんでしたが、薄々、もしかしてホルモン剤の副作用なのかと感じておりました。

その後、2~3日で腫れはどんどん大きくなり、近くの整形外科クリニックに通うことにしました。診断結果としては、「リウマチの気がある」とのことでした。血液検査やCTなど多く診断してもらいましたが、結果として原因は不明でした。もちろん、女性ホルモンを服用しているなど恥ずかしくて言えるはずもありませんでした。

その後、一度女性ホルモンを止めてみようと思い、服用を中止しました。服用を中止すると驚くことに足の腫れが引き、治ってきたのです。その後、私は勘違いだったのかもしれないと思い、再度服用しました。すると、また足の全く同じ部分が腫れあがってきたのです。これで原因はまさしくホルモン剤だと確信しました。

インターネットで「エストロモン 0.625mg 100錠」による同様の症状になった方がいるのかと検索してみましたが、全くヒットしませんでした。そこで男性が女性ホルモンを摂取することの危険性について調べることにしました。すると、無精子症や血栓症など多くの弊害が起こることを知りました。特に女性ホルモン薬を長期にわたり摂取することで精子が作られなくなるというのは少し恐かったです。

幸いにも私はすぐに辞めたので健康上の問題は起こっていませんが、継続して飲んでいた場合のことを考えると恐ろしいものです。

[参考記事]
「ロキソニンの副作用によって目が開けられないほど腫れました」

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