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ロキソニンの副作用によって目が開けられないほど腫れました

 

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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ロキソニンの副作用に関して実際に経験したことをお話しします。

高校の修学旅行の時、たまたま生理と重なってしまい、修学旅行初日からひどい生理痛に悩まされました。普段の生理の時は痛み止めを飲まずに我慢していましたが、この時ばかりは我慢ができずに、たまたま持っていた、以前病院で処方されたロキソニンの余り分を飲みました。

すると、さすがはロキソニン、生理痛がみるみるうちにひいていきました。

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体に異変が

これで快適な旅ができると思ったのも束の間、だんだんと目がかゆくなってきました。無意識のうちに目をかいていて、涙もぽろぽろでてきます。乗っていた電車がほこりっぽいわけでもないのに鼻は鼻水で完全につまってしまい、くしゃみも止まらなくなり、喉は気道が狭くなっているような息苦しい感じがしました。まるで急に花粉症になったかのようでした。

そうしているうちに、目が開けにくくなり、コンタクトレンズをはめているのが辛くなってきました。コンタクトレンズを外そうと思って鏡をのぞきこむと、目のまわりの皮膚が蚊にさされたように赤く盛り上がって腫れていました。その盛り上がりは両目に2~3個できていて、涙袋のあたりもぷっくり赤く腫れています。また、白目のあたりの粘膜がぶよぶよとして水ぶくれのようになっています。

周りの友人もびっくりして、先生に連絡してくれ、急きょ、水でぬらしたタオルで目を冷やしてくれました。『こんな風になったことはあるの!?』と引率の保健の先生にも聞かれましたが、以前に飲んだ時にはこんな症状は出なかったし、これだけ大変な症状になるのは実際初めてのことで、こちらもびっくりでした。

とにかく現地に着くまでタオルで目を冷やし、腫れがおさまるのを待つしかありませんでした。症状はそれから少しずつ収まっていきましたが、目は泣きはらした後のようにパンパンに腫れてしまいました。

ロキソニンは痛みを止めるのにとても効果がある薬ですが、このように突然体に異常が出ることもあります。それ以来、ロキソニンは飲んでいません。

ロキソニン以外でも

ロキソニン以外に飲める薬はないかと、バファリンやセデスといった痛み止めや解熱剤を生理痛がひどい時に飲みましたが、同じような症状が出てしまいました。

後で知りましたが、このような薬でこのような症状が出るのはアナフィラキシーショックのようなもので、ひどいと気管が腫れあがって気道を塞ぎ、呼吸困難になってしまったり、意識不明になってしまったりすることもあるそうです。あの喉のかゆみや息苦しさは、その一歩手前だったんだな、と怖くなりました。

今飲める痛み止めは、子ども用に処方されるといわれるカロナールしかありません。親不知を抜歯した後もカロナールで乗り切りました。病院に初めてかかるときも、薬のアレルギーの経歴については必ず書くようにしています。

ロキソニンは病院でも処方されるけれども、余ってしまうこともあります。余ったからといって、素人判断で飲むのは怖いな、と思いました。最近では、ロキソニンのような痛みにすぐ効く薬は、ドラッグストアでも買えるようになっていますが、このような副作用が出ることもあるので、注意が必要だと思いました。

[参考記事]
「母はロキソニンの副作用で脳幹梗塞になりました(実例)」

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