糖質制限食はカロリー制限食とは違って計算が必要ありませんので、実に簡単です。
原理は1つだけ
「糖質が多く含まれている食べ物以外であれば何でも食べていい」
厳密に糖質制限を行なっても、野菜にも糖質が含まれているため糖質をゼロにできるわけではなく、カロリー比で12%の糖質は摂ります(厳しい糖質制限の場合)。
それに対して糖尿病の治療で使われているカロリー制限食は糖質の割合が60%ですので、日本糖尿病学会は「糖質制限食は糖質が少なすぎる」と糖質制限を非難しています。
これに負けずに糖質制限を推進している高雄病院もカロリー制限食を非難しています↓↓
「カロリー制限食のせいで毎年約3000人が失明して、1万6000人以上が人工透析を受けている!」
「アメリカの糖尿病学会は糖質制限食を認めているぞ!」
日本糖尿病学会が「糖質制限食は歴史が浅く、データがないので、これを認めるわけにはいかない」と言っている気持ちも分かりますが、もう少しアメリカの糖尿病学会のように柔軟な考えを持ってほしいですね。
では、糖質制限で食べてもいい食べ物、ダメな食べ物を紹介します。量を減らせば糖質制限で大丈夫な食べ物もあるので、ここでの「食べてはいけないもの」は減らせばOKの食材もあると認識してください。例えばお米は厳しい糖質制限ではNGですが、緩い糖質制限では少しであればOKです。
[食べてはいけないもの]
〇小麦粉を使ったパンやうどんやピザなど
さらにいうとそば粉もダメ
〇玄米を含めて米はすべてダメ
〇砂糖(黒砂糖含む)、はちみつ、メープルシロップを使った一切の食べ物はダメ
加糖ヨーグルト、チョコレート、ケーキ、カステラなどすべて禁止
〇サツマやジャガイモなどの芋は糖質が多いのでダメ
〇ソースや〇〇のタレは砂糖が入っているからダメ
〇白みそは糖質が多いのでダメ
〇コーンフレークは炭水化物の塊なのでダメ
〇バナナなどの糖質が多い果物はダメ
果物の100%ジュースも糖質が多いのでダメ
ドライフルーツももちろんダメ
〇焼酎などの蒸留酒以外のお酒はダメ
〇トウモロコシ、かぼちゃ、れんこん、くわいなどの糖質の多い野菜はなるべく避ける
[食べてもいいもの]
〇肉はベーコン、ソーセージなどを含めて全てOK
〇魚は佃煮のように甘く味付けさえれていなければ全てOK
〇卵はいくら食べてもOK
〇バター、チーズは食べてもいいですが、ヨーグルトは摂りすぎなければOK。
牛乳は乳糖が多いので飲まない方が良い。
〇キノコは全種類OK
〇ひじき、わかめ、のりなどの海藻はすべてOK
〇豆腐や納豆などの大豆製品はOK
〇ピーナッツ、アーモンドは食べ過ぎなければOK
〇果物はアボガドであればOK
〇「食べてはいけないもの」で紹介した野菜以外は全般的に大丈夫
しかし、にんじん、ゴボウ、玉ねぎは控えめに
以上
肉は加工食品も含めて何でも食べていいことになっていますが、ハム、ベーコン、ソーセージは食べないほうがいいです。なぜなら、WHOがハム、ベーコン、ソーセージを食べると大腸癌のリスクが上がると警告していますので。
さらに、国立がん研究センターが赤味の肉を食べると結腸癌のリスクが上がると警告していますので、これも避けた方がいいです。赤みの肉とは肉の種類ではなく、鶏肉以外の肉(牛、豚など)と考えてください。
[参考記事]
「ハム、ソーセージを食べると大腸癌になるとWHOが警告」
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