「乳がん患者の8割は朝、パンを食べている」という本を読んだのですが、乳癌患者には驚くほど共通した食習慣があると書いてありました。
この本の著者である幕内秀夫さんは病院などで食事指導をしている方で、今まで何千人の患者を見てきたと言う。
このデータから乳癌患者ほど食生活が影響している病気はないと言っている。
それは
〇朝はパンを食べる
例1
パンに油たっぷりなマーガリンやバターなどを付けて食べる。
例2
パンを食べるときには健康を考えて野菜も食べる人が多いですが、その野菜にドレッシングをたっぷり付ける。
〇昼や夜にパスタやピザを食べる
パスタ(特にカルボナーラ)やピザに含まれている油はかつ丼より多い。
〇米、味噌汁を食べない
米と言えば味噌汁が付いていますが、国立がんセンターが味噌汁2杯以上飲むと乳癌を予防できると発表しています。
〇乳製品が大好き(バターや牛乳など)
「乳がんと牛乳 [ ジェイン・プラント ]」という本がありますが、この本の著者は「乳癌の原因は牛乳(乳製品)」と断定しています。
実際にご自身が乳癌であり、「牛乳を止めたら乳癌が治った」と言っています。
牛乳(乳製品)は加工食品に間接的に入っていますので、必ずしも直接的に飲んでいるとは限らないです。
〇赤味のお肉が大好き
特に赤味の肉が乳癌の発症を促すと米ハーバード大学医学部医学助教授のEunyoung Cho氏が発表しています。
ステーキやハンバーガーをはじめ赤身の肉が、若年女性のエストロゲン受容体陽性乳癌(がん)リスクを上昇させることが米国の研究で明らかになった。「エス トロゲン受容体陽性(+)」乳癌は、体内を循環するエストロゲンやプロゲステロンが高レベルな場合に誘発される癌で、乳癌の大部分はこの部類に入る。
HealthDayより引用
〇甘いものが大好き
体の中で使われなかった糖は脂肪として蓄えられます。
また、太っている人は痩せている人より乳癌の疾患率が高いと国立がん研究センターが発表しています。
以上6つの原因を取り上げましたが、まとめると食の欧米化が乳癌を生んでいるってこと。
食の欧米化を一言で言うと「高脂肪食」ですが、これが乳癌の発症に関わっているエストロゲンの過剰な分泌を促します。
日本に住んでいる日本人女性の乳癌疾患率は欧米に比べると半分以下です。
しかし、ハワイやサンフランシスコに住んでいる日本人は欧米各国と同じように乳癌疾患率が高くなっています。
ここから分かることは人種に関係なく、欧米食を食べているかどうかで乳癌になる率が変わってしまうということです。
乳癌を発症するまでには10年から20年の長い期間がかかりますので、30歳で発症したのならば10代20代の頃から高脂肪食(欧米食)を食べているということです。
私はこのまま行くと、いつか日本も欧米各国と同じような乳癌疾患率になるんではないかと危惧しています。
まずは朝から日本食に変えてみましょう。
[補足]
ピンクリボンなどの「乳癌を防ごう」というキャンペーンは間違っていないと思いますが、私は少し違和感を感じています。
「医療業界が儲かるから検査を受けよう」と聞こえてしまうのです(恐らく間違っていないと思う)。
「余命1か月の花嫁」もキャンペーンに使われていましたが、なんか複雑です。
少し、性格がゆがんでいますかね(笑)
まずは「検査を受けよう」の前に「どうしたら乳癌を予防できるか」ではないですかね。
ピンクリボンにはこういう運動も展開していただきたい。
日本人の何割が、朝パンをたべているんでしょうね。
肺癌患者の100%が空気を吸っている!!!
今すぐ呼吸をやめよう!!!