アメリカで飼育されている牛が何を食べて育てられているのか知っていますか?それは肉骨粉です。例えば障害や病気で死んだ動物の肉(ねずみ、猫、犬なども含めて)などを細かく砕いて粉状にしたものが肉骨粉です。
狂牛病の原因になったのも肉骨粉だったことは記憶に新しいです。こんなのを食べさせられている牛肉を食べたいと思いますか?私は少なくとも食べたくありません。では飼っている犬、猫などのペットには食べさせたいですか?ほとんどの人が「食べさせたくない」と言うでしょうが、実際には食べさせていますよ(笑)
なぜならドックフードに肉骨粉が含まれているからです。徳島市が事故などで死んだ動物の遺体を肉骨粉業者に卸していたことが新聞に載りましたが、これが意味することは分かりますよね。この死骸を処理したものが肉骨粉業者からドックフードやキャットフード製造会社に卸されているのです。これは意識しているか、していないかに関わらず犬猫に対する虐待です。
アメリカ牛には肉骨粉だけではなく、養鶏の糞に大豆を混ぜて牛に食べさせています。この大豆は遺伝子組み換えで作られてます。残念ながら、日本の食肉用に飼育されている家畜にも遺伝子組み換え飼料が既に使われています。
遺伝子組み換えの食品を食べると結果的にどうなるのかはマウスを使ったフランスでの実験で明らかになっていますが、ガンが発生します。飼料どころか、お菓子などにも使われているので、家畜の餌云々という話はとっくに通り越しています。
ダメ押しではないですが、さらにアメリカ牛には牛の体重を増やすためのエストロゲンが含まれていて、このホルモンを摂り過ぎると乳癌や前立腺癌を引き起こすので注意が必要です。
まとめ
輸入肉の場合、本当に安全な肉かどうかは我々消費者には判断が付きません。見た目が健康的な肉でも、それは遺伝子組み換えの飼料を食べて育っている訳で、それを食べた人間がどのような健康被害を被るのかはまさしく人体実験的な趣があります。
もし、癌になったとしても原因は他の要因もあるかもしれませんので、肉だけを犯人に仕立てることは出来ません。遺伝子組み換えの安全性に関しての結論が出るまでには最終的には何十年とかかることになると思います(マウスではガンを発生させていますが、人間ではどうなるか)。
ですので、予防するためには飼料がはっきりしている国内の生産者から買うことをお勧めします。ネットで調べればしっかりとした生産者であれば全てを公開しています。そういう良心的な経営をしている会社から買いましょう。
[後記]
最近、糖質制限ダイエットが流行っていますが、このダイエットの主な食材は肉です。ですので、これまで説明した理由により食べるお肉は十分吟味していただくようにお願いします。
さらにはブラジル産の鶏肉も食べないでください。抗生物質やホルモン剤がたくさん入っていますので、ブラジル人も自国産の鶏肉は食べないそうですよ(笑)
[参考記事]
「あなたが食べている牛肉の9割は病気を持っている」)
それを実現させるのは相当大変ですよ、費用も相当掛かるし、何より判断材料が厳しい。
記事を書いた方は、何の異図が有り不安を煽ってるんでしょうね、そこに悪意を感じです。