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[子宮頸がん] 次へと襲い来る放射線治療と抗がん剤の副作用

 

この記事は「子宮頸がんの抗がん剤治療が始まる。抗がん剤で二日酔い?」の続きです。

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放射線治療・抗がん剤共に副作用は後からやってきた

 子宮頸がんの治療のための初めてのTP療法(パクリタキセル、シスプラチン併用療法)を終えた翌日は、心配していた副作用はありませんでした。抗がん剤治療の際に抗アレルギー薬、数種の胃薬、吐き気止めが効いてくれたのだと思います。特に「イメンド」という吐き気止めが登場して以来、抗がん剤の副作用による吐き気がかなり軽減された、と看護師さんが教えてくれました。

 毎週月曜日のみ抗がん剤治療、あとは毎日リニアック(放射線治療の機械)を受けるだけだったので、最初の2週間は副作用もなくがん治療を受けている事を忘れてしまいそうでした。毎日仕事終わりにお見舞いに来てくれる婚約者や、たまに来てくれる母と会う以外、殆どの友達にも病気の事は言っていなかったので、家族以外と会う事もなく病院から見える外の世界がとても遠いものに感じました。

 こんな日が続くと思っていたのですが、3週間目に入り抗がん剤も3クール目を終えた時から副作用が現れ始めたのです。初めに現れたのは酷い「しぶり腹」を伴う下痢でした。抗がん剤の副作用に「便秘」があり、それを予防するために「マグラックス」というマグネシウム剤を飲んでいたのですが、それと腸に蓄積した放射線の線量が増えた事により、一気に症状が現れたのです。

渋り腹《「しぶりはら」とも》便意は催すが、少量出るだけで排便の終わる感じがない状態。裏急後重(りきゅうこうじゅう)。

コトバンクより引用

次から次へと襲い来る副作用

 元々便秘しらず、下痢知らずの快便体質だったので、今まで味わった事のない「しぶり腹」の痛みにベッドの上で悶絶。5分おきにトイレに行くのでお尻も痛くなり、満身創痍という言葉が相応しいような、精神的にもボロボロになっていきました。

 看護師さんに湯たんぽをもらい、それを抱えながら海老のように丸まって過ごす日々。ついに耐え切れなくなり、看護師さんに「ロペナカプセル」という下痢止め薬を貰い、ようやく症状が落ち着いたのですが、今度は胃のムカムカが現れ始めたのです。

 それまでは病院食を毎食完食した上に、院内コンビニで買ったお弁当などを食べていたほどでした。抗がん剤は1回の点滴で2000カロリー近く消費するそうで、そのためとてもお腹が空いていたのだと思います。間食もたくさんしていましたが、ムカムカが現れるととたんに病院食がダメになってしまいました。

 何故病院食が特にダメになるのかはっきりとした理由はわからないのですが、味が薄いのが一因にあるのではないかと思います。現に「ムカムカ」が現れ始めても、ジャンクフードを見ると食欲が少しだけ戻ってきました。そして、ジャンクフードを食べると一時的にですが「ムカムカ」も収まるのです。出産を経験した事がある人が言っていましたが、「このムカムカはつわりみたいだ」と言っていました。

 ムカムカに対しては「イメンド」などの対処薬を飲んでいたのですが、軽い乗り物酔いのような「ムカムカ」がずっと続いている状態は変わりませんでした。じっと寝ていると楽だったので、3週間目は何もせずベッドで横になっている事が殆どでした。夜には睡眠薬をもらい、とにかく寝て、毎日のリニアックをこなす事だけに集中していました。

RALS腔内照射後に現れた膀胱炎

 私が受けた治療では体外からの放射線照射(リニアック)のほかに、高線量率小線源(RALS)を膣内に挿入し、腫瘍に直接針を刺して放射線を当てる腔内照射がありました。リニアックを32回、RALSを4回で、RALSは治療の終盤、週1回組み込まれました。

 最初のRALSを終えた後、急に膀胱炎のような症状が現れました。排尿痛のみだったので特に何の薬も飲みませんでしたが、これは放射線の影響によるものだそうです。膀胱はとても放射線の感受性がよく、線量を調整してもどうしても症状が現れやすいという説明を受けました。一時はかなり痛みがあり、トイレに行くのが嫌になるほどでしたが、2回目のRALSをした後、徐々におさまり退院時にはすっかり膀胱炎の症状はなくなっていました。

抗がん剤による脱毛

 抗がん剤といえば「吐き気」よりも人によっては「脱毛」のイメージが大きいかもしれませんが、私も例にもれず「脱毛」は避けられないものだと思っていました。最初に受けた説明でも「パクリタキセル(タキソール)」には脱毛の副作用があると言われていたので、覚悟しロングだった髪をバッサリ切ってショートにし、ウィッグも用意していました。

 しかし、元々髪の量が多い事もあってか完全に脱毛する事はなく、「てっぺんが薄い人」程度の脱毛で済み、ちょっとだけ期待していたワキ毛などのムダ毛に至ってはまったく脱毛しないという、無駄な粘り強さを見せたのでした……。

続きは「子宮頸がんの治療の結果、腫瘍は消失」

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