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ロッテリアのフライポテトのトランス脂肪酸量を検査機関で調査

 

タイトルの通り、ロッテリアのフライポテト(フレンチフライポテト)のトランス脂肪酸の量を検査機関に調べてもらいました(マクドナルドのポテトに関しては「マックフライポテト(マクドナルド)のトランス脂肪酸を検査機関に頼んで調べちゃった」)。

なぜ、こんなことをしたのかと言えばただ単に「面白そうだから」という理由もありますが、一番は啓蒙目的です。

どの企業が消費者の健康のことまで考えて商品を作っているのかを知ってほしいからです。

ほとんどの会社は口では消費者の為といいながら、自社の利益しか考えていないのが現実です。

アメリカでは2018年6月18日以降、トランス脂肪酸の使用が禁止されるのですが、日本の企業は今でも減らす気もなく使いまくっています。

トランス脂肪酸はどんな病気を引き起こすのか。

トランス脂肪酸は「狂った油」と言われていて、癌や糖尿病などあらゆる病気を増やすことが分かっています(以下の引用を参考にしてください)。

米食品医薬品局は「トランス脂肪酸を摂らなければ年間2万人の心臓病を減らすことが出来る」と言っています。

前立腺癌の可能性を2倍に増やす
乳癌の可能性を70%増やす
糖尿病の可能性を30%増やす
〇オメガ6系の油(ゴマ油など)と較べて
不妊症になる可能性を2倍増やす
子宮内膜症のリスクを50%増やす
認知症のリスクを2倍増やす

「トランス脂肪酸を含むマーガリンは食べるな! 病気になるよ」より引用

ではロッテリアのトランス脂肪酸の数値をお知らせします。

なんと、ロッテリアのフライポテト(フレンチフライポテト)のトランス脂肪酸は0gです。

2016-10-24_215210

検査機関の証明書↓↓

20161113231600

「こんなにトランス脂肪酸が多いですよ」って言った方が面白かったのですが、当てが外れました(笑)

ロッテリアはポテトを揚げるときにはパーム油のみを使っているようです。

質の悪いパーム油で揚げるとトランス脂肪酸が含まれるケースもありますが、ロッテリアで使っているパーム油はいい品質のものを使っていると推察します。

トランス脂肪酸が入っていないだけ、ロッテリアのフライポテトはマシですが、パーム油はあまり健康的な油ではありませんので、ほどほどにしてください。

トランス脂肪酸が多く含まれる硬化油脂を、別の硬い性質を持つ油脂(例えばパーム油など)に代替すれば、トランス脂肪酸は低減できますが、既に平均的にみてとりすぎの傾向にある飽和脂肪酸の含有量を大幅に増加させてしまう可能性があります。
米国農務省(USDA)は、食品事業者にとってパーム油はトランス脂肪酸の健康的な代替油脂にはならないとする研究報告を公表しています。

農林水産省により引用

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 1 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. パーム油100%だからトランス脂肪酸が検出されないんですね。
    ロッテリアのポテトは不味いわけだ。

    マクドナルドはパーム油の他に牛脂使っているから、
    自然由来のトランス脂肪酸が検出されるというわけですね。

    まぁ毎日食うものじゃないんで、美味い方を選びますけど。

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