私の知り合いで大葉を作っている農家がいるのですが(私の実家も農家ですが)、「自分が作った大葉も食べないし、外食で大葉が出てきても絶対に食べないよ」って言ってました(笑)
なぜなら、大葉は農薬の使用量が多いからです。
大葉は虫にとってはご馳走なのか、農薬がないと葉が穴だらけになって売り物にはなりません。
刺身に付いている大葉が穴だらけだったら嫌ですもんね(笑)
実際に茨城県の残留農薬検査で基準値を超える農薬が大葉から検出されたとして、平成20年と平成26年に2回、生産者が自主回収しています。
その時の茨城県のコメントは「直ちに健康に影響ありません」でしたが、これって震災の時に枝野幸男元官房長官が何回も言ってた「ただちに健康に影響が出るものではない」とそっくり(笑)
じゃあ、何で農薬の基準値が存在するんですかって突っ込みたくなりますよね。
通常の食生活において当該「大葉」を摂食したとしても、直ちに健康に影響を及ぼすことは考えられません。
「県内産農産物の残留農薬検査の結果」についてより引用
茨城県の残留農薬検査でどんな農薬が基準値を超えていたのか。
平成20年にはホスチアゼートとイブロジオン
平成26年にはフェニトロチオンとミクロブタニル
という農薬です。
フェニトロチオンは有機リン系殺虫剤で、子供の成長や胎児に影響がありますので、妊娠中の方や子供は大葉は食べないでください(サリンも有機リン系です)。
日本は農薬使用量で世界第3位で、基準値も緩いですので、どんな野菜にもかなりの農薬が残留しています。
台湾の税関で止められる農産物は日本製が最多だと言いますから、どんだけ日本人は農薬食べているんだろうかと心配になります。
その税関で止められている農産物を私たちは普通に食べているわけですから。
危ないのは中国産だけではないですよー(笑)
衛生福利部食品薬物管理署が16日に発表した、昨年の食品と関連商品に関する通関検査の統計で、不合格は日本からの輸入品が最も多かったことが分かった。
同署の関係者によれば、検査で不合格となったのは主に農産品と加工商品で、日本からの輸入品のうち、ネギ、みかん、緑茶などが残留農薬に関する規定に違反していたという。
フォーカス台湾より引用
[参考記事]
葉っぱ何枚食おうと大した数値は出ないかと….