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睡眠導入剤の副作用で幻覚と幻聴。部屋に中にジャングルと女性の悲鳴

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この記事は30代の女性に書いていただきました。

…………

私は2年前まで、不眠症に悩まされていました。
布団に入っても寝ることができず、眠れたとしても2~3時間で目が覚めてしまいます。一睡もできないまま朝を迎えた日もありました。
やがて日中の活動に支障が出始めたので、このままではいけないと思い心療内科を受診しました。

医師には自律神経失調症であると診断され、十分な睡眠をとることが何よりも重要だとアドバイスを受けました。
そして、レンドルミンという睡眠導入剤を処方されました。
早速、その日から薬を飲み始めました。

レンドルミン1日目

薬を飲んで布団に入りましたが、いつまで経っても眠気を感じません。
昨日までと全く同じです。
なんとか寝ようと目をつぶり、不動の体勢でじっとしていましたが、結局朝まで一睡もできませんでした。

レンドルミン2日目

効果が現れるまで何日か必要かもしれないと医師に忠告されていたので、引き続き薬を飲んで布団に入りました。
布団に入って30分ほど経った頃、なぜか胸がムカムカして、気分が悪くなりました。徐々に胃のあたりが痛くなり、胸のムカムカはやがてはっきりとした吐き気に変わりました。
布団の中でのたうち回りながら吐くのを必死に我慢して、そのまま数時間が経過しました。
吐き気が少し治まったころ、ようやく眠りにつくことができました。
その日は3時間ほど眠れましたが、朝目覚めても昨夜の吐き気は消えていなかったので、日中の活動はかなり困難でした。

レンドルミン3日目

薬を飲むと、また吐き気が襲ってきました。
そのあとは昨日の繰り返しです。
布団の中でのたうち回り・・吐くのを必死に我慢して・・・何時間経ったか分からない頃、ようやく眠ることができました。
翌朝、目覚めるとやはり吐き気は残っています。
しかし、異変はそれだけではありませんでした。
立ち上がろうとしたら、なぜか右足が動きません。
膝を曲げることができないのです。

左足は曲げることができたので壁を利用してなんとか立ち上がりましたが、それでも右足は動きません。
椅子に座り、両手で右足をもみほぐすこと1時間、ほんの数cmだけ右足を動かせるようになりました。
右足のマッサージをそのまま続け、まともに歩けるようになるまで5時間以上はかかりました。

レンドルミン4日目

今にして思えば、右足が麻痺した時点で薬を飲むのを止めておくべきでした。
残念ながら、当時の私は吐き気や右足の麻痺がレンドルミンの副作用だと気づいていなかったのです。
なので、この日も薬を飲んで布団に入りました。
この日は30分経っても吐き気を催すことはありませんでした。
薬の効果がそろそろ現れて今日こそ熟睡できるかもしれないとほのかに期待していました。
ですが、期待とは裏腹に意識は鮮明で、瞼もぱっちり開いたままです。
それだけでなく部屋の中に奇妙なものが見え始めました。
木です。
枝に葉っぱのついた木です。
真っ暗な部屋の中に木が何本も生えているのです。
鬱蒼と生い茂るジャングルのような光景が見えるのです。
わけがわかりませんでした。
いつまで経ってもジャングルは消えません。
そのうち、女性の悲鳴が聞こえてきました。
パニックになった私は布団にうつ伏せになって両手で耳を塞ぎましたが、女性の悲鳴は消えません。
それでも私はじっと耳を塞いでいました。
どれだけの時間、そうしていたのか分かりませんが、やがて悲鳴は消えました。
異常なほど意識がはっきりとしていたので、布団から出て部屋を見渡すと、木は一本残らず消えていました。
その時になってようやくあれは幻覚・幻聴だったのだと思い当たりました。
その日は結局朝まで眠ることはできませんでした。

幻覚・幻聴を経験したその日のうちに心療内科を再度受診し、4日間で経験した症状を全て伝えました。
医師は薬の副作用だと言っていました。
薬は人によって合う・合わないがあるので、レンドルミンは止めたほうが良さそうだという結論になり、別の睡眠導入剤を使うことになりました。
薬の副作用は本当に怖いものです。
飲み始めて1か月後に副作用が出ることもあれば、1日で出ることもあります。
私はこの体験を通じて、異常を感じたらすぐに薬を止めることの大切さを学びました。

[参考記事]
「病院から貰った抗生物質(薬)でアナフィラキシー。救急搬送寸前」

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