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ロキソニンの副作用で呼吸困難。気管支がふさがれる寸前

 

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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鎮痛剤や熱を下げる薬には一般的に「ピリン系と非ピリン系」に分かれています。病院などでよく「頭が痛い」などの症状で処方されるのは「ロキソニン」という薬ではないでしょうか。ロキソニンは解熱鎮痛剤ですので、痛みを取るなどの効果があります。この薬はテレビのCMなどでよく見聞きし有名になってきました。

ロキソニンは以前は病院で処方されていましたが、薬局でも販売するようになってきました。でも薬局でロキソニンを販売しているのを見た時にはゾッとしました。確かにこの薬はよく効きます。裏を返せばそれだけ強い薬ということだということです。ロキソニンを処方される場合、キツイ薬だからなのだと思いますが、胃を守るために胃薬も一緒に処方されることもあります。

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ロキソニンで命の危機

私はこのロキソニンで一時は命の危険にさらされたことがありました。ロキソニンはピリン系の薬ですが、私は極度のピリン系アレルギーだったのです。副作用の症状としては、頭痛、吐き気、めまい等ありましたが、その他に蕁麻疹が出ました。ただ、体にぷつぷつと出るくらい、赤く発疹が出るくらいなら数時間、数日で治まるかもしれませんが、私の場合にはそれでは済みませんでした。

私は病院で処方されたロキソニンを飲んで、ほんの数分で蕁麻疹が腕や足の皮膚の弱いところに大きく腫れて出てきました。時間とともにあちこちに出始め、なんだか瞼に違和感を感じ鏡で見てみたら瞼が腫れていました。唇も倍になって腫れてきたときにはすぐに病院に電話をし至急診てほしいと頼みました。

病院に着いた時には喉にも違和感と息苦しさがあり、気管支がふさがれる寸前だったのです。もう少し遅かったら呼吸困難で大変なことになっているところだったと言われました。すぐにアレルギーを抑える点滴と注射で様子を見てだいぶ治まってきたのが3時間を過ぎたころでした。本当に怖い思いをしました。

薬って医者も出してみないと分からないし、患者も飲んでみないと自分に合っているか?合わないか?は分かりません。自分はアレルギー体質だと分かっていても花粉症にはならないし、食物アレルギーでもないし、動物アレルギーでもないのです。ただロキソニンのようなピリン系がダメなのです。

私に今、頭痛や熱が出てもロキソニンは確実に使えません。どこか悪くなって手術なんてことにでもなったら痛み止めはピリン系の薬は使えず、子供でも処方されている鎮痛解熱剤を使うしかない。それはよく効くかと言われたら、効き目は弱いと思います。実際にあれ以来病院の先生は「下手に新しい薬は出せない。効きが悪くても我慢するしかない」と言われています。

補足ですが現在は漢方薬に頼っています。少しでも体に負担にならないようにと考え、漢方薬を処方してくれる病院に変えましたが、漢方もやはり薬です。合う、合わないもあるし、飲み続けないと効き目が出ないということもあります。本当に薬って怖いです。

[参考記事]
「母はロキソニンの副作用で脳幹梗塞になりました(実例)」

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