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抗うつ薬ドグマチールの影響で、男性なのに母乳が…

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精神科を受診し、ドグマチールを処方される

 2017年の春、家族との仲が上手くいかない中で無気力感や不眠に悩まされた私は心療内科を受診し、医師に今の状況を説明すると、軽いうつ病と診断されました。そして、抗うつ薬のドグマチール50mgと睡眠導入剤のマイスリー5mgをそれぞれ1錠ずつ、毎日寝る前に飲むように処方されました。


薬を指示されたとおりに飲み始めると、マイスリーの効果か不眠はすぐに改善されました。抑うつ感も、1週間程で大分良くなってきました。意味もなく突然泣いてしまったり、死んでしまいたくなったりということは殆どなくなって、薬のおかげで生活が大分良くなったように感じました。しかし、薬を飲み始めて1ヶ月程経過した頃から、副作用が現れ始めたのです。

ドグマチールの副作用 肥満は予想していたけれど…

薬を飲み始めて1ヶ月が経った頃、少しお腹が出てきた気がしたので体重計に乗ってみたら、たった1ヶ月で5kg近く体重が増加していました。食べる量はうつが改善されたことで多少増えましたが、間食は殆どせずに普通に食事をしていたので少し驚きました。インターネットでドグマチールの副作用を調べると、体重増加や母乳が出るといった副作用があると書いてありましたが、「母乳が出るのは女性だけだろう」と他人事のように思っていました。


ドグマチールによる肥満を自覚してから数週間後、時々乳首が痛むような感覚を覚えるようになりました。薬を飲み始める前よりも胸に膨らみが出ていましたが、当時は肥満で脂肪が付いただけだと思っていました。

母乳が出たショックは大きく、精神が不安定に

薬を飲み始めて2ヶ月程が経過したある日のことでした。少し暑い日だったので、自室で扇風機に当たりながら上半身裸で過ごしていると、また乳首が痛み始めました。不思議に思い乳首周辺の肉を少しつまんでみると、勢いよく白っぽい液体が出てきたのです。凄く驚いて、何が起きたのか理解できませんでした。もう一度つまんでみると、再び白い液体が私の乳首から溢れてきました。理解できない事が起きたショックは大きかったです。「このまま身体が女性化したらどうしよう」と思うと、不安な気持ちが大きくなってきました。このままドグマチールを飲み続けることは出来ないと思い、その日からはマイスリーだけを飲むようにしました。

医師に相談し、薬を変えてもらいました

ドグマチールの副作用で精神が不安定になりながら何とか最低限の生活を続け、次の通院に行きました。自己判断で断薬したことを怒られるかも知れないと不安に思いましたが、医師に副作用が出て断薬したことを言うとすぐに別の抗うつ薬のレメロンを処方してくれました。レメロンを飲み始めてからは太りやすくなることと眠くなることが副作用として出ましたが、女性ホルモンが増えることはないので自分にとってはこちらの薬の方が合っていると思いました。


ドグマチールの副作用で胸が膨らんだり母乳が出たりするのは、プロラクチンというホルモンの血中濃度が高くなってしまう高プロラクチン血症の症状でした。プロラクチンは女性の妊娠中から出産後に多く分泌されるホルモンで、母乳の分泌を促す役割があります。産科でお母さんの母乳が出やすくなるようにドグマチールを処方することもあるそうです。男性が高プロラクチン血症になると、乳房の女性化や乳汁の分泌、性欲減退などの症状が出る場合があります。女性の場合もホルモンのバランスが崩れ、乳房の肥大や乳汁分泌、月経不順などの症状が出ることがあります。


向精神薬の中には高プロラクチン血症の副作用を起こす可能性のある薬が多く存在していて、その中でもドグマチールは高プロラクチン血症を起こしやすいそうです。私がドグマチールのかわりに処方してもらったレメロンでも、高プロラクチン血症を起こす場合があるそうです。副作用は心配ですが、薬を飲む必要がある時には医師とよく話し合い、副作用の少ない自分に合った薬を見つけることが大切だと思いました。

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