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ぎっくり腰で飲んだ痛み止めの副作用で苦しい水下痢に

 

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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・初めてのぎっくり腰

 一昨年の12月30日の事でした。あまりの激痛で今でもはっきり覚えています。お風呂からあがり着替えをし、寝る準備を終え寝室へ。朝方、トイレに行こうと身体を上に起こそうとしたところ激痛が走り、動けなくなっていました。腰が痛いのか、足が痛いのか分からないくらい下半身が動きませんでした。

 身体を引きずりながらトイレに行き、用をたし、再び横になると痛みがさらに襲ってきました。少し態勢をかえるだけで激痛が走り、病院が開く時間まで手持ちの痛み止めを飲み、スマホで12月30日も診察してくれる病院を探しました。

・激痛と初めての薬

 9時過ぎに友人に頼み、車で迎えに来てもらい、年末も診察してくれる病院へ向かいました。レントゲンを撮ったところ、ぎっくり腰になっていることが分かりました。年末ということもあり、すぐにブロック注射を打ち、ロキソニンと座薬タイプのボルタレンとボルタレン錠の3つが処方されました(ボルタレンも痛み止め)。そして、コルセットを渡され、2,3日はしっかりするようにと言われました。

 ブロック注射をしても時間が経てば痛みはジワジワ襲ってきて、とうとう座薬タイプのボルタレンを入れました。座薬のおかげで痛みがかなり少なくなり、再度、診察に行ったところ、座薬は頓服(痛みがあるときのみの服用)としての量のみ処方されました。痛みが酷くなったら病院に来てくださいと言われて診察は終わりました。

・襲ってきたのは腰痛より過酷な下痢

 痛みはあるけれど、コルセットをすれば動けるようにもなったので座薬は自分の中でも「緊急時のみ」と決め、冷蔵庫にしまいました。万年肩こりだったこともあり、塗るボルタレンは肩に塗っても大丈夫だよと先生にも言われていたので腰と肩に塗っていました。座薬も塗り薬もボルタレン。何の副作用もなく安心していました。

 座薬を止めたのでボルタレン錠を食後に飲みました。最初は何も感じず、ロキソニンのような痛み止めかなと思っていました。しかし、だんだん胃のあたりがムカムカしてきて、時間が経って収まるどころか、さらに頭痛にも下痢にもなりました。ロキソニンで頭痛はなんとか収まりましたが、下痢はとまらず半日トイレにこもった状態でした。ほとんど水下痢でしたが、半日下すだけで体力はかなり落ちました。

 当然、ボルタレン錠を飲むのを止めましたが、腰の痛みが悪化するのが怖かったので救急病院に行きました。症状を説明し、処方された薬の袋を急患の先生に見せました。その日はブロック注射を打ってもらい、座薬を3日分処方されました。

・できるだけ薬に頼らず

 後で、ボルタレン錠をネットで調べたところ、副作用の欄に、

胃炎、胃痛、胃腸出血、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、浮腫、発疹

 と書いてあり、私が経験した胃の不快感や下痢もしっかり入っていました。ボルタレンの座薬も湿布も平気なのに、なぜ錠剤だけは身体に合わなかったのかは分かりません。

 腰は一度やるとクセになると言われています。痛みがぶり返すことがあります。今は会社の近くの整形外科に少しでも痛みを感じたら行き、塗り薬の処方はしてもらって、あとはしっかりコルセットをしています。

 ぎっくり腰の痛みも、もう経験したくないような激痛でしたが、体力をすべて奪われる下痢はもうイヤです。大人がトイレまで我慢できないような水下痢は本当に辛かったです。今でも腰に少しの痛みでもあった時、頭をよぎるのは腰痛より下痢の辛さです。

[参考記事]
「痛み止めに使ったボルタレンで呼吸困難のアナフィラキシーに」

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