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抗うつ薬ジェイゾロフトの副作用で数十回にわたり自殺未遂

 

この記事は20代の女性に書いていただきました。

………….

私はSSRIの呼ばれる「ジェイゾロフト(抗うつ薬)」という薬をもう十年ちょっと飲み続けています。今までたくさんの薬を服用しましたが、この薬は私にとって悪魔のような薬です。もし依存症でなかったら、絶対に飲みません(今は依存症で抜けられませんので、飲んでいますが…..)。「ほかの薬で代用します」と断言できるぐらい副作用がすごいです。

飲み始めたのは十年前ですが、ジェイゾロフトに身体が慣れるまでがものすごい大変でした。この時に出た症状でいえば、悪阻(つわり)に似ていたような気がします。とにかく気持ち悪くて、食べても食べていなくても気持ち悪い、食欲もわかないし身体が動かないくらいだるい、でも眠ろうとしても眠れない・・・。こんな症状が一週間くらい続きました。

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最大の副作用は自殺したい衝動

そして飲み続けている内に出た副作用としては自殺念慮です。「いっそ死んでしまったほうが楽なんじゃないか」と思うのです。

私がこの薬を飲み始めたのは14歳の時でした。でも本当はこの薬は24歳以下が飲むと突発的な衝動で自殺したり、自殺未遂、パニックを起こす危険性がある薬だと後から知りました。きちんと添付文書にも書いてあるので事実です。

[効能・効果に関連する使用上の注意]
1.抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっ ては、リスクとベネフィットを考慮すること。

ジェイゾロフトの添付文書より引用


自殺念慮という副作用がある薬が発売されていること自体、不可思議です..なんで厚生労働省は許可したんだろう。

今年24才になりますが、実際私は数十回にわたり自殺未遂をしています。突発的に「あ、死のう!今死のう!今ならできる!」となんなら人生で一番わくわくしているんじゃないかぐらいのおかしなテンションで、その時はアドレナリンが大量に出ているせいか痛みも感じないし、記憶もあまり残らないんです。気づいたら病院なんてことも何度もありました。

また、ジェイゾロフトを飲んでいるとすぐに依存症になります。私も例に漏れずそうで、一回飲み始めて、最初は少ない量を飲んでいたのに気づいたら日本の処方の限界量までを飲んでいないと離脱症状の副作用が治まらないという状況まで追い込まれました。

幸い今は減薬に何度も挑戦した甲斐があって、25mmほど減らすことができました。とはいってもまだまだ断薬には時間がかかりますが・・・。

離脱症状の辛さ

一番酷いのが、急に断薬した時の離脱症状です(離脱症状ではなく、禁断症状と言った方が早いかと思います)。私はよく、馬鹿だとは思いますが急に断薬を試みることがあります。とりあえず一日飲まない。それで一日はだいたい過ごせるんです。

でも一日経たないうちに、身体がビリビリ痺れて痙攣の症状が部分的に現れます。たぶん周りから見てもチックのような症状を起こしているんだと思いますが、自分自身はそのチックを起こしているとき、意識が朦朧として意識が一瞬飛び、そして一旦正常に戻るという動きを一分間の中で何度も何度も繰り返します。眠い時に一瞬意識が飛ぶことってあると思うのですが、それプラス痙攣、という感じです。

耳鳴りも凄いです。いろんな雑音とか人の話し声とかが大音量でがずーっと聞こえるんです。だから混乱状態になります。混乱してフラフラして痙攣も起こしているので、夜中とかに解離して徘徊とかしていると警察に職務質問されて補導されることもしょっちゅうありました。

離脱症状が出始めて一日目がレベル1だとすると、そこから一週間くらいは症状が悪化してマックスになり、最終的に抜け切るまでにはたぶん二週間ぐらいかかるんだと思います。

現在は減薬をしていっているのですが、これから先はこれ以上難しいと考えています。正直、25mmずつ減らしていく今の段階で、上記の離脱症状が出てひどい状態ですので。仕事のことを考えると、ずっとこの薬と共存していかなきゃならないんじゃないかと薄々思っています。これじゃ、覚せい剤と同じですよね(笑)笑い事ではないですが…..。

[参考記事]
「抗不安薬の離脱症状により1か月の休職。覚せい剤の禁断症状と同じ」

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