この記事は20代の男性に書いていただきました。
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1 薬を飲むことになった経緯
高校生の時に、ふと口の中に違和感を覚えた瞬間がありました。右下の奥歯辺りに違和感を覚え、何かが引っかかった様な感覚でした。しかし痛みは無く違和感があるだけで特に気にしてはいませんでした。
3日程経ったある日、歯痛の様な痛みを感じるようになりました。位置が奥歯の更に奥の部分辺りに痛みが走ったので、もしかしたら親不知かな、と思いました。
そこで地元の個人経営をしている歯医者に行ったところ、レントゲンを撮ってもらいました。レントゲンを見ると、親不知が真横に生えており、1番奥の歯を押しているために腫れて痛みが出ていると言われました。
切開はせずに薬で炎症を抑え、落ち着いた状態で再度今後の予定を決めるということになり、フロモックス100mgとロキソニン60mgを処方されました。フロモックスは炎症を抑える為の薬で、ロキソニンは歯痛などの痛みを抑える為に処方されました。
2 副作用だと感じた症状
ロキソニンは今回初めての服用ではなく、これまでに生理痛や頭痛などの時に内科で処方されていたので、特に副作用が出ることはなく痛みは徐々に薄れていきました。
しかし、フロモックスを1日3錠、食後に服用していたのですが、3日経った辺りから身体に異変が現れてきました。始めに現れたのはお腹が緩くなることでした。下痢になるほど便は水っぽくはないのですが、軟便が出るようになりました。便秘になることは無かったですが、どこかスッキリしない感じがずっと続いていました。
それから同じ時期に吐き気を伴うようになり、食前、食後関係なく一日中吐き気を感じるようになりました。吐き気のせいで食欲も減退してしまい、体重も少し減っていました。特に酷い吐き気は家族と一緒に車でドライブに行った時です。普段、乗り物酔いになることが無い私が、車の揺れで吐き気が酷くなり、動けない程の状態に陥ってしまいました。嘔吐することはありませんでしたが、呼吸をする度に吐き気がこみ上げる程でした。
思い当たるものがこのフロモックスという薬の副作用でしか思い浮かばず、次の検診の時に医師に相談したところ、「親知らずの腫れは数日で引いてたので薬の内服を止める」ということになりました。
薬には必ず添付文書がありますが、そこには薬の効果と副作用が書いてあります。家に帰ってからフロモックスの添付文書を確認したところ「下痢、嘔気が0.1~3%の頻度で出る」と書いてありました。こんな低い確立に当たってしまった私って….(笑)
3 薬を止めた後
薬を飲まなくなった翌日から吐き気やお腹が緩くなるといった症状は無くなりました。薬を止めてからも症状が続いたらと思うとゾッとしますが、薬害は一時的で終わりました。子宮頸がんワクチンの薬害が話題になっていますが、これが頭にあったので少し警戒をしていたのです。
4 次回から変更された薬
今回の件から暫く経つとまた親知らずが疼き、赤く腫れてしまい再び歯医者に行くことになりました。その時にフロモックスを前回服用した時に、副作用が出たことを伝えるとクラリス200mgを新しく処方してもらいました。この薬を飲むとフロモックスの様な副作用は一切見られず、効果も実感しました。
2週間程腫れが引かず長引いてしまいましたが、炎症は無事に抑えることが出来ました。様々な薬がありますが、自分の身体に合った薬があるんだな、と実感しました。
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