2016年3月11日の報道ステーションで原発事故による甲状腺癌の特集を放送していました。
通常、18才以下の甲状腺癌の発症率は100万人に1人から2人ですが、福島の場合は2011年から現在までで166人(まだまだ増える予定)。
検査対象は福島県の18才以下の38万人ですので、それに対して166人っていうのはあまりにも多いです。
ここまで増えた理由として、「本来見つけられなかった甲状腺癌がたまたま検査によって判明しただけ」と検討委員会(国立がん研究センターの津金氏)は言っていますが、そんな言い訳をしている場合ではないと思うのです。
「福島の子供の甲状腺癌の発生率が平均の50倍」でも書きましたが、原発事故由来の甲状腺癌が爆発的に増えるのはこれからだからです。
以下の表はチェルノブイリ事故での甲状腺癌の増え方を示していますが、5年目から棒グラフが突出して長くなっていることが分かります。
チェルノブイリの経験からここまで増えるのが予想できる中、まだ甲状腺癌の多発は原発とは関係ないと言い張るのなら、九州地方の18才以下の子供に同じような検査を行って根拠(比較結果)を示すしかないでしょう。
偉い先生方が検討委員会で何を議論しようが、しょせん結論ありきと皆が思っているので、この疑惑を払しょくするには比較するしかないと私は思っています。
検討委員会の無意味さは既に国民は分かっているので、誤魔化しは効かないです。
子宮頸癌ワクチンの副作用を議論した検討委員会の時も同じでした。
あの時も「ワクチンの副作用はなく、ただの精神的な問題」と切り捨てましたが、今回も「放射線の影響とは考えにくい」と子供を見捨てています。
本当にこの国の政治家は子供を守らないね。
このような状況で政治家に期待するのは止めて、自分たちで出来ることをしましょう。
癌などの病気を防ぐために私達がすべきことは体に入った有害物質を体外に出すことです(デトックスという)。
私が実践しているデトックスは低温サウナです。
「スマーティ」という半ドーム型のサウナを使っているのですが、使用歴10年です。
このサウナの特徴は皮脂腺からダイオキシン、鉛などの有害物質を出すことができることです(通常、皮脂腺からの汗はマラソンなどの激しい運動をしないと出ません)。
次はデトックス効果のある食べ物を紹介します。
日経ウーマンに解毒に効く食材1位として取り上げられていましたが、やはり菜の花でしょう。
菜の花は野菜の中でも特に食物繊維が多く含まれていて、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスもいいです(不溶性食物繊維2 対 水溶性食物繊維1がベスト)。
不溶性食物繊維は有害物質を吸着させる役割もあり、体の中のデトックスにはもってこいの食材です。
ここで注意しておきますが、野菜ジュースにはデトックス効果はありません。
野菜ジュースはただ糖質がたくさん含まれているだけの飲み物だと思ってください。
[参考記事]
[補足]
日経ウーマンには解毒に効果があるとして次に食材が取り上げられています。
第1位 菜の花
第2位 タマネギ
第3位 ホウレン草
第4位 小松菜
第5位 トマト
第6位 ブロッコリー
第7位 ジャガイモ
第8位 キャベツ
第9位 ニラ
第10位 アボカド
日経ウーマンより引用
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