日経トレンディの2015年2月号に面白い記事が載っています。
26人の眼科医に「近視になったらレーシックを受けたいですか」と聞いたところ、23人が「受けたくない」と答えました。
ある一人の眼科医はその理由を次のように言っています。
「角膜の知覚神経が切られてしまうので、ごみが入ったり感染症に罹っても気づきにくくなり、発見が遅れることもある」
実はレーシック後にほとんどの人が経験するドライアイもこの知覚神経が切られたことが原因です。
この知覚神経は目の乾燥度合いを察知して涙を供給する役割があるのに、レーシック手術で切ってしまうのでドライアイになるのは当たり前。
国民生活センターのレーシック後の不具合のアンケートでも「6か月以上のドライアイ」の人が13.8%いることが分かっています(参考「レーシックの失敗で一番多い症状とは」)。
レーシックの病院によると「ドライアイは手術後数か月で良くなります」というが、実際には長期的な治療を必要としている人もいるのが事実です。
このような知識は眼科医であれば知ってて当たり前ですので、レーシックを受けようなんて思わないです。
それが26人中23人が受けたくないという結果に繋がっているわけです。
さらに、この日経トレンディの記事には続きがあって、1003人の医師(先ほどの眼科医26人含む)にも同じ質問「近視になったらレーシックを受けたいですか」を投げかけています。
結果は91%がレーシックを受けたくないと答えています。
これらの結果から想像するとレーシックを受けている人の中には医師は少ないと言っていいでしょう。
きちんとリスクが分かっているから受けないのですよ。
一般の人は医師ほど知識がないですので、どのようなリスクがあるかを数か月徹底的に調べてからレーシックを受けるかどうかを決めてください。
徹底的に調べたら受けたくなくなりますよ(笑)
まずはレーシック難問のブログからどうぞ。
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