東海大学医学部講師 逢坂文夫さんによるとタワーマンションや高層マンションに住んでいる妊婦は流産のリスクが高くなるといいます。
横浜市の保健センターで4か月健診を受けた461人を対象に調査したところ、以下の通り、高層階に住むほど流産率が高くなることが分かりました。
1~2階 6.0%
3~5階 8.8%
6階以上 20.88%
特に24才以下の妊婦と35歳以上の妊婦は気を付けた方が良さそうです。
虎ノ門病院の調べによると
24才以下の自然流産率は16.7%
35才から39才までの自然流産率は20.7%
40才以上の自然流産率は41.3%ですが、他の年齢層よりも流産率が高いです(ちなみに25才から34歳までの自然流産率は平均10.5%です)。
説明は以上ですが、このデータに対して反論をしている産婦人科医がいます。
この産婦人科医はむしろエレベーターのない低層階(2階以上)に住んでいるほうが流産の危険が高いと言っています(つまり、階段しかない集合住宅)。
階段の上り下りは胎児にとってはストレスであり、これが流産の原因になるそうです。
どちらを信じればいいかは分からないですが、一番いいのは1階に住むことです。
もっと、突っ込んだ言い方をすると木造の1階に住んだ方がベストです。
「マンション(コンクリート住宅)に住むと9年早死にする」で説明したように、マンションは健康に良くないです。
コンクリートに体温を奪われて妊婦の健康に悪いからです。
さらに無事に子供が生まれたとしてもマンションでは子供が育ちにくい傾向があるようです。
妊婦の方は特に住環境に留意ください。
コンクリートの巣箱、木製の巣箱、金属製の巣箱の3つを用意して、ネズミの子供の生存率を調べました。
結果は
コンクリートの巣箱では93%が死亡
木製の巣箱では15%が死亡
金属製の巣箱では59%が死亡
でした。
[参考記事]
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