コーヒーがシミや心臓病を予防する効果があることが研究で分かっています。

〇１日３～４杯のコーヒーで「心臓病などの心疾患」での死亡リスクが36％減ることが国立がん研究センターの研究で分かりました。

下の図で説明しますと「ほとんど飲まない人」を「1.00」とすると「１日３～４杯のコーヒーを飲む人」は心疾患での死亡リスクが「0.64」に減ります。

「１日１～２杯のコーヒーを飲む人」でも「0.77」(２.3割)に下がっていますので、無理して３～４杯飲む必要はありません。

注意して欲しいのは「１日５杯のコーヒーを飲む人」は逆に心疾患での死亡リスクが「ほとんど飲まない人」に比べて上がってしまいます。

飲みすぎは良くないです。

〇お茶の水女子大大学院  近藤和雄教授の研究によって１日２杯以上コーヒーを飲むとシミが出来にくいことが分かりました。

コーヒーに含まれているクロロゲン酸がメラニンの生成を抑えるという(クロロゲン酸はポリフェノールの一種)。

この場合も飲み過ぎには注意しましょう。

１日５から６杯相当のクロロゲン酸をネズミに投与すると肝臓に脂肪が溜まりやすくなることが分かっているからです(西オーストラリア大学医学部)。