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膀胱炎の薬クラビットの副作用で筋肉が収縮し、救急車で病院へ

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この記事は40代の男性に書いていただきました。

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 以前からトイレに通う回数が多く、過去に一度、排尿時痛と鮮血が垂れ落ちるほどの酷い膀胱炎になった事があり、その時、内科へ行きエコー検査をしてもらったことがありました。そうしたら、左の腎臓が少し腫れていることが分かり、この時は内服薬だけで治りました。
 しばらくしてから、仕事が忙しくてなかなかトイレに行く時間がなく、我慢をした結果、また前と同じように頻尿になってしまい、これは膀胱炎かもと思い、近くの病院へ行きました。

医師と薬剤師に飲み合わせを確認した処方は・・・

 早速診察室に呼ばれ、先生に事の経緯を話しました。当然のごとく尿検査をする事になり、検査をした結果「膀胱炎」だと言われました。その時もエコー検査をしてくれたのですが、幸い腎臓は大丈夫でした。

 そして、先生は膀胱炎に対する内服薬を処方してくれると言うので、念のため以下のことを話したり、聞いたりしました。
〇今現在患っている病気(バセドウ病)と服用している薬(メルカゾール)について
〇メルカゾールの副作用によるアレルギー症状(かゆみ)があり、これを止める為に、アレジオンを服用していること
〇喘息持ちという事
〇膀胱炎の薬と今飲んでいる薬の飲み合わせは大丈夫なのか?

 すると先生は、「新薬なんですけど良い薬があります。アレルギーの薬と一緒に飲んでも大丈夫なので心配ないですよ」と言ったので、安心して薬局へ行きました。薬局へ行き、薬剤師さんに薬をもらう時にも何故か気になり、もう一度本当に飲み合わせは大丈夫なのか?を聞きました。すると薬剤師さんは先生と同じく「アレルギーの薬と一緒に飲んでも大丈夫ですよ」と軽く言ったので、私も二度安心して薬をもらい家に帰りました。その時に処方されたのが、クラビット500mgでした。早速その日の夕方、クラビット500mgを飲みました。

薬を飲んでから約30分後・・・体に異変が

 クラビット500mgを飲んでから約30分後、私はベッドに座っていたのですが、手先や頬、太もも辺りが痺れる(しびれる)気がしたので、ベッドに横になりました。肩こりも酷かったし、今日は病院へ行って疲れたからだろうか?などと考えていたのですが、最初、部分的だった痺れはどんどん全身へ広がっていきました。一人暮らしで不安になった私はとっさに携帯電話を手に取り、すぐに電話できるように仲の良い友人の電話番号を開いてまた横になりました。

 今までに経験した事のない症状で、顔から全身にかけて筋肉が痺れてきて、片手は携帯電話を持っていましたが、手の指はどんどんジャンケンのグーの形に内側に曲がっていき、腕も伸びなくなってきて、更に脚の関節も気持ちとは関係なく曲がってきたのです。顔の筋肉まで痺れている感覚になり、口も段々開かなくなってきたので、これは本気でヤバいと思い、開いておいた携帯電話の友人へ電話をかけました。

 徐々に指が曲がっていく中で、何とか友人に泣きながら救急車を呼んで欲しい、と頼みました。そして近くにいる従兄弟にも何とか電話をかけ、家にきてもらいました。その頃にはもう口は殆ど開かず、歯と歯が閉じてしまってギリギリと噛みしめている状態。
 更に呼吸が荒くなり、過呼吸になっていた頃に救急車が到着し、近くの総合病院へ救急搬送されました。

救急搬送された病院での対応がこれまた酷かった・・・

 救急搬送され、過呼吸で話ができなかった私に看護師が、「落ち着いてください。大きく深呼吸してください」と何度も言っていました。私は看護師の言う通りにゆっくりと呼吸をするのですが、自分の意思とは関係なく激しい呼吸は止まりませんでした。

 そして過呼吸と筋肉の収縮で大変な私に、医師は「どうしてこうなったか?」と問診を始めました。私はやっとの思いで、ありのままの経緯を話したのですが、過呼吸が止まらなかった私を見て、医師は私の事を精神異常患者のような扱いをしていたのを覚えています。私はとても腹が立ちましたが、動けず、話せずの私にはどうする事もできませんでした。

 結局医師は、私の「クラビット500mgを飲んでからこうなった」という主張を聞くことなく、精神を落ち着かせる注射を私に打ち、全く検査もせずに家に帰そうとしました。近くで医師や看護師の説明を聞いていた友人や従兄弟は「せめて一晩だけでも心配だから入院させて欲しい」と言ってくれたのですが、医師は私を完全に精神異常者に仕立て上げ、「いや、逆にこういう精神異常状態だと他の人と一緒にいるのはストレスになって、もっと症状が酷くなるので家に帰った方がいい」と、全く聞く耳も持ってくれませんでした。

 従兄弟や友人は、医師の態度(私が精神異常者だと言ったこと)にものすごく怒りを露わにして、「そうじゃなく薬のせいでこうなったんだ」と言ってくれましたが、それでも全く信じてくれませんでした。

 何度かそういうのを繰り返した後、従兄弟が「もういい!」と落ち着いた私を家に帰らせてくれましたが、帰り際に向かいのベッドに、まるで断末魔のような声で、もがき苦しんでいる男性がいるのが目に留まりました。付き添いの男性が「何とかしてください!」と先ほどの医師にお願いをしていたのですが、医師は軽い口調で「うん、どうにもならないの。先ほど痛み止めはもう打ったから」という態度です。その男性が怒って、「じゃあ!どうすればいいんですか!何とかしてください!」と激怒していました。それを見て、「あ~この先生って患者や家族の気持ちなんて、どうでもいいんだな、最悪な医者に当たってしまった」と思いました。

最後の思うこと

 薬を処方した医師と薬剤師も、搬送された病院の医師と看護師も、もっとまともな検査や、新しい薬の勉強ももっとちゃんとして欲しいと思いました。こんな医者しかいないのかこの病院は・・・と悲しくなりました。
 その数ヶ月後、私は甲状腺の定期検査で、他の大学病院の医師に診てもらっているのですが、その先生にクラビット500mgを飲んだ時の事を一から話すと、先生は「あークラビットは時々そういう風になる人がいるんですよ。副作用ですね。これからはクラビット系の薬は禁止してください」と、言ってくれました。
 それ以来、初めて行く病院では必ずクラビット系の薬は禁止だと、医師と薬剤師に伝えて、あの時のような酷い事にはなっていません。
 今では、クラビット500mgで検索すると、数々の副作用が書いてあって、その中に私の症状でもあった「筋肉が発作的に収縮する(痙攣)」「呼吸困難」もちゃんと明記してあります。
 私達患者の立場は、体に異変を感じた時に、病院へ行って医師や看護師、薬剤師に頼るしかありません。その頼りにしている人たちが、信用できないのはすごく悲しいことです。勉強不足の医師は患者の立場になって、きちんと勉強をして欲しいと切に願います。

[参考記事]
「ステロイドの副作用で糖尿病になりインスリン注射をするはめに」

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