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ロキソニンの副作用により心不全の症状で出て呼吸困難に(実例)

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この記事は20代の女性に書いていただきました。

…………

私が看護学生時代に経験したロキソニンの副作用のお話をします。
虫歯を長い間放っておいたせいで、歯痛がかなり酷くなっていました。
歯医者へ行きたかったけど、ちょうどその頃、看護実習の真っただ中でレポートや勉強で寝る間もないほどだったため、歯医者へ行く余裕がありませんでした。
そのため、薬局で購入したロキソニンを毎日服用していましたが、1錠飲んでも2時間と効かないくらい歯が痛くなり、だんだんと服用する数が増えていきました。
実習中には1時間おきに内服し、気づくと4箱(36錠)を3日で内服していました。

過剰摂取による副作用

すると、3日目の終わりくらいから動悸がしだして、横になっても咳が出て呼吸が苦しいと思うようになりました。
また、気付くと下腿(ふくらはぎ、すね)が異様に浮腫んでいました。
指で押したら5mmくらい凹んだまま何秒も元に戻らないくらいの浮腫みでした。
実習中の友達にも
「そんな浮腫、患者さんでも見たことないよ。大丈夫?」
と言われるほどでした。
怖くなって、「ロキソニン、副作用」で調べてみると「心不全の増悪」とありました。
添付文書の副作用の項目にも「うっ血性心不全」と載っていました
うっ血性心不全は全身に血液を送る心臓の機能が落ちて、肺に血液が溜まり、それにより浮腫みや呼吸が苦しくなる病気です。
まさしく私の症状と一緒です。

うっ血性心不全:うっ血性心不全があらわれることが あるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合 には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。

ロキソニンの添付文書より


これ以上過剰摂取をしたら、本当に心不全になって命も危なくなると思い、薬局で主成分の違うイブ錠を購入して内服することにしました。
その前にすぐに歯医者に行って治療をすれば済む話ですが、またまた薬に頼っている自分は今振り返ると危険でした。
その2日後、なんとか実習の合間をぬって歯医者へ行き治療を受けました。
イブにもロキソニンと違った副作用はもちろんありますが、腎・肝機能障害の出現はロキソニンよりも低いようです。
幸い、ロキソニンの服用を中断すると動悸や浮腫の症状はなくなりましたが、しばらくは怖くてロキソニンを使うことができませんでした。
この時のことは、完全に服用のルールを守らなかった自分の責任です。
今ではまた生理痛や頭痛になると、ロキソニンを服用していますが1日2錠程度までにして絶対に過剰摂取はしないようにしています。

看護師になってからも..

看護師になってからは直接、胃腸障害や肝・腎障害などのロキソニンの重篤な副作用の患者さんを知るようになって、ロキソニンは正しく服用しないと怖い薬であるということを再認識するようになりました。
私の勤める病院では
ロキソニンは必ずムコスタ等の胃薬と一緒に処方されていますし、6時間の服用時間を空けています。
ロキソニンを長期内服している患者さんの肝・腎機能が低下したときも服用を即中止しています。
昔は薬局で薬剤師を通さなければ買えないだけの理由はあったということです。
なぜロキソニンが薬局でも買えるようになったのかは疑問が残りますが、一般の人が強い薬を副作用に対する何の知識もなく買えるというのは危険という気がします。
多くの人は薬を使うときには、ついつい効果だけに目が行って、数ある副作用を確認することをおろそかにしてしまうことが多いと思います。
医者や薬剤師でさえ全ての副作用を把握することなんて無理です。
大切な自分や家族の身体を守るために、薬を使うときには最低限添付文書を確認する、とういくらいの行動はしていくべきだと思いました。

[添付文書]
「母はロキソニンの副作用で脳幹梗塞になりました(実例)」

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