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乳がん体験 南さん編⑤乳がんの手術は8時間かかりました

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この記事は「乳がん体験 南さん編④子供に乳がんの告知をしたら泣かれて」の続きです。
…………..

入院は午後からでした。
同時再建をする場合、手術後からは個室となる、と説明されていたので、入院した日はまだ4人部屋でした。

ゆっくりしようかな、と思いましたが、明日の手術に向け全身麻酔の危険性、同時再建後の生活と予定など、執刀してくださる先生や担当の看護師の方、麻酔科や形成外科の先生、手術を担当する看護師がどんどん説明に来られました。
執刀してくださる先生のお話しは、
・乳房切除は意外と簡単で2時間程度で終わるが同時再建に時間がかかること
・術中にセンチネルリンパ節生検をして、転移していればリンパ節を取ること
・できれば乳頭を残したいが、残せない可能性があること
という内容でした。
覚えられないな、なんて思いながら自由に動き回ることもテレビを見る余裕もさほどなく、消灯時間。
睡眠薬を飲まなくてもぐっすり眠ることができました。

もうここまで来たら、どうにでもなれ!という気持ちが働いたのかもしれません。
そしてちょっぴり、一人時間を楽しんでいた部分もあります。
なぜって、子どもが生まれてから、一人の空間で一人きりで夜自由に寝ることなんて、なかったですから。

手術当日、午後12時30分からの予定でしたが朝から飲食は禁止。
朝食の匂いについお腹がぐー!となりました。
こんな時でもお腹がすくんだ、と笑ってしまったのを覚えています。

手術着に着替え、点滴をし、いよいよ手術室へ。
車いすで行くのかな?と思いましたが歩きでした。

歩きだったこともあり、「行ってくるね!」と主人と両親に言い、そのまま手術ルームへ。
挨拶は意外とあっさり終わりました。
テレビドラマによくある、痩せ我慢をしながら「頑張ってくるからね。心配しないで」のような感動的な感じではなかったです(笑)

手術室では、自分で手術台に上がりました。
その後、血圧計をつけます。
血圧計は5分毎に測る仕組みになっていて、その度に腕がぎゅーっとなります。

手術室ってあっさりしているんだな、と思っていると背中を丸めるよう指示が出ました。
どうやら硬膜外麻酔のためのカテーテルを入れるようです。

これが、結構痛い!背中の中をぎゅーっと押されている感じがして、早く~!と叫びそうになりました。
血圧計が4回動いたので20分はかかったのかな・・。

麻酔科の先生が
「なかなか思うようにいかなくて、痛いですよね」と声をかけてくださいましたが、天井を見るのが精いっぱい。
続いて

「体重〇〇㎏ですよね?」と言われました。
思わず「はい」と答えましたが、本当は体重1㎏重いんだけど言った方がいいのかな・・?と思っているうちに

「眠くなる薬を入れますよ」
と言われ、あれ?本当に眠くなって・・そのまま意識はなくなりました。

名前を呼ばれ、はっと気が付いたのと同時に手術が終わったんだ、と感じました。
どうやら麻酔が上手に切れたようで、目覚めも早かったようです。
ですが、同時にものすごい寒気がやってきました。

「寒い・・。」
毛布をかけてもらってもガタガタぶるぶるは止まりません。
吐き気もものすごく、移動の最中は何度も吐きそうになりました。

これは、仕方がないようです。
全身麻酔をかけた場合は寒気と吐き気があるようで、確かに前日にそのような説明を受けた気がします。
でも、まさか自分が、という思いがあったので、軽く受け流していました。

手術後はすぐに個室に入らずナースステーション横の回復室で様子を見ることに。
酸素を吸入していましたが、どうにもこうにも吐き気があり、実際何度も吐きました。
手術は午後8時に無事に終了。
予定通りでしたが、実に8時間近くかかったのです。
子供たちも手術後にそばにいてくれましたが、母親の見慣れない、弱った姿に驚いたのでしょうか。
「じゃあね。」
と言葉少なくクールに去って行ったのでした・・。

続きは「乳がん体験 南さん編⑥手術ではお腹の皮で乳頭を作った」

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