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食物繊維で脳卒中を予防せよ

イギリスのリーズ大学が「1日に食物繊維を7g食べるごとに脳卒中のリスクが7%減る」と発表しました。

日本人の食物繊維必要摂取量は年齢が上がるにつれて増えるのですが、18歳以上は約17gから20g必要です。

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しかし、実際の食物繊維の摂取量は全ての年代で20gに至っていません。

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イギリスのリーズ大学の研究を考量するとこの食物繊維摂取量の減少が脳卒中の一因になっていることも否定できません。

年間、日本人は脳卒中(脳梗塞、 脳出血、くも 膜下出血などの脳血管障害)で何人が死んでいるのかというと平成17年には13万2799人です。

これは癌、心疾患に続いて第3位の死者数です。

いくら脳卒中になると言われても、なかなか食物繊維を1日20g摂ることは難しいですよね。

例えばキャベツ(小玉)だけで1日20gの食物繊維を摂ろうとすると2玉分が必要です。

白菜では1.5玉分。

野菜だけでは無理です(笑)

そこでお勧めなのが玄米です。

玄米は茶碗一杯で食物繊維5.2gほどあり、仮に朝晩 玄米を食べるとすると必要摂取量の半分を摂れる計算になります(ちなみに白米は0.5g)。

残りの半分は干しシイタケなどのキノコ類や野菜などを積極的に食べればいいでしょう(ゴボウは100g中6g含まれていますので、食物繊維の宝庫です)。

食事を作るときには食物繊維を意識しながら食材を選ぶといいですよ。

食物繊維の多い食品はこちらのサイトを参考にしてください。

[補足]

「血糖値を下げる腸内細菌」でも食物繊維の効果について説明していますが、糖尿病を治してしまうほど効果が高いのです。

 

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