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ステロイドの副作用により糖尿病へ。ステロイドを打っています

 この記事は40代男性に書いていただきました。

………….

私(40代男性)は今から10年前に「好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(アレルギー性肉芽腫性血管炎)」と言う難病を発症しました。この病気には様々な薬を使いますが、私はステロイドと免疫抑制剤で治療を行ないました。

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症は全身の動脈に炎症が生じる病気である。

主治医から、「ステロイドを大量に投与したので、血糖値が高くなります。明日から、糖尿病の治療も始めます」と言われました。

毎食前に測る血糖値が軽く200mg/dLを超える状況で、正直、何でこんな副作用が出る薬使うのか理解できませんでした。このステロイドは膠原病、リュウマチなどの自己免疫疾患の病気に広く用いられる魔法の薬とも言われていますが、血糖値を高くするなど様々な副作用をもっています。

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入院時の投薬と食事

入院をしていたので朝、昼、晩、寝る前の血糖値を測りましたが、ステロイドを50mg/1日を服用していた時は血糖値200mg/dLを余裕で超える値が出ていました。その頃のヘモグロビンA1cは8~9%でした。

[糖尿病]
①早朝空腹時血糖値
=>126mg/dl以上

②食後2時間血糖値(75g経口ブトウ糖負荷試験で判定)
=>200mg/dl以上

③HbAlc値
=>6.5%以上

投薬はインシュリン(ノボラピット)を各食事の前に6~10単位を注射をして、夕食後はメトグルコ錠剤服用しました。

[メトグルコ]
肝臓からの糖の放出抑制作用の他、インスリン抵抗性の改善による筋肉・脂肪組織での糖取り込み促進作用、小腸における糖吸収抑制作用といった複数の作用により血糖値を改善する薬

日経メディカルより引用

入院時の食事は
[朝食]
150g/日のご飯、またはパン1個
サラダ、牛乳、スープ

[昼食]
150g/日のご飯、肉野菜炒め、スープ、デザート

[夕食]
150g/日のご飯、魚の照り焼き、スープ、サラダ

入院時には食事の合間に血糖値測定をしてインシュリンを打ってから食事をしていました。

繰り返される症状

アレルギー性肉芽腫性血管炎で1年半の間、入退院を繰り返し、ステロイドは中々減りませんでしたが、日常生活を送りながら、減薬をしてステロイドが3mg/日になる頃には血糖値は120mg/dL位に落ち着きました。そのお陰でインシュリン(ノボリピット)は朝6単位、夜8単位に落ち着きました。

そろそろ、代謝内科の受診も卒業から?と思った頃に、アレルギー性肉芽腫性血管炎が再燃しました。そのせいでステロイドの大量投薬がまた再開し、血糖値が高くなりました。このサイクルを数年間隔で繰り返しています。

日常生活で気を付けている事

太らないように気をつけています。理由は2つです。

1)投与するステロイドの量は「体重×0.6」というのが基準になっていると医師から聞いているので、体重が重い程、ステロイドが多くなるのです。

2)代謝外来の主治医が「太っているとインシュリンの効き目落ちます。ダイエットをしてください」との指示があったからです。

また、今のところ糖尿病の合併症はありませんが、目や足の傷には気を付けています(糖尿病患者は傷が治りにくいから)。風呂上りには足の傷が無いかを目で見て、触って確認を欠かしません。そして白内障、緑内障になっていないか、半年に1度眼科で眼圧と視野検査をしています。

退院してからの日常生活での食事は
[朝食]
6枚切り食パン1枚、サラダ、スープ

[昼食]
お肉入り野菜炒め、デザート

[夕食]
小茶碗1杯(80g)のご飯、鳥むね肉ソテイ、スープ、サラダ

心掛けているのは、野菜を各食事で摂る事と炭水化物の管理です。炭水化物の量をお米であれば1日に150gと決めていますので、3食のうち1食はお米やパンを抜いています。

このような生活を10年近く続けていますが、アレルギー性肉芽腫性血管炎を再燃させずにステロイドの投薬量を減らし、糖尿病の数値の改善に努めている毎日を送っています。

[参考記事]
「糖質制限食(低炭水化物食)における糖質1日の必要量」

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