この記事は30代の女性に書いていただきました。
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膀胱炎の常連の私ですが、膀胱炎の治療薬で何回も副作用を被っています。そのお話をしてみたいと思います。
まず膀胱炎について少し説明させていただくと、
<膀胱炎とは>
膀胱内に細菌が繁殖し、炎症を起こした状態。
<症状>
残尿感が残る・排尿痛がある・血尿が出るなど。
<原因>
トイレを我慢する・不潔な性交渉を行うなど。
では本題に戻りますが、私は本当によく膀胱炎にかかります。1日2リットルの水やお茶を飲むことを心掛けて生活をしているのですが、仕事が忙しい時などついつい忘れてしまいます。すると、水分を摂らない→トイレに行かない→膀胱炎にかかる、という状況になってしまいます。
膀胱炎の治療薬「クラビット錠」で異変が・・・
近所の内科へ行き、尿検査をしたのち膀胱炎と診断され、治療薬としてクラビット錠250mg(1日3錠、5日分)を処方されました。異変が出たのは4日目でした。飲んで1時間ほどで唇と手の指先がピリピリと痛みだしたのです。我慢できないほどの痛みではなかったため特に気にしていませんでした。唇を触るとぱんぱんに何かが詰まっているような感触で、鏡を見るとぷっくり腫れていて熱を持っていました。
ですが私は薬の副作用だとは一切考えていなかったのです。何か悪いもの食べたかな、くらいの感じでした。さらに膀胱炎の症状も良くなっていたので、そこでクラビット錠の服用を止めてしまいました。唇も指先の痛みも気がついた頃には引いていました。
もしかして、薬の副作用・・・?
私はまた膀胱炎にかかってしまいました。前回と同じクラビット錠250mg(1日3錠、5日分)を処方され、1錠飲んで休んでいたら、唇と手の指先がピリピリと痛み出しました。このとき初めて「もしかして薬のせいかな?」と思いました。偶然、薬を飲んだ後に唇が腫れるなんてありませんので、クラビット錠の副作用で確定でしょう。唇の腫れはアナフィラキシーだと思われます。つまり、薬によるアレルギー症状です。
本来ならば、病院へ行き先生に症状を伝えるべきですが、膀胱炎の症状もたいして重くなかったため、この時点で服用を止めて病院にも行きませんでした。
クラビット錠のジェネリックでまたまたタラコ唇に・・・
しばらくしてまた膀胱炎にかかりました。病院に行くといつもとは違う「レボフロックス錠」という治療薬を処方されました。私は薬の名前が違うので安心してしまい、先生にクラビットで副作用が出たことは特に言いませんでした。
レボフロックスを1錠飲むと、あの症状に襲われました。そう、タラコ唇です。インターネットでレボフロックスを調べてみると、クラビットのジェネリック薬だということが分かりました。ジェネリック薬なので同じ有効成分、同じ効き目ですから副作用が出るのも当たり前です。
最後に・・・
薬を飲んで体に異変が出たらすぐに病院へ行って事情を説明しましょう。また、お薬手帳に副作用が出たことのある薬として記載しておくことも大事です。扁桃腺が腫れて耳鼻科にかかったとき、診察を終えて薬をもらうために調剤薬局に行きました。
お薬手帳を渡して待っていると、薬剤師さんが「クラビットが処方されてるみたいだから先生に確認してみますね」と先生に連絡をとり、別の薬を処方してくれました。お薬手帳にきちんと記載しておくと、未然に同じ薬が処方されるのを避けられます。タラコ唇にならずに済みました。私は今まで副作用なんて出ないと思っていました。軽症だったのは幸いでしたがこれからは病院の先生にきちんと話をして、気をつけたいと思いました。
[参考記事]
「漢方薬の副作用で全身に1cm間隔で発疹」
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