今から7年前の夏頃、腰の痛みと右足に痺れを感じて整形外科を受診しました。
検査の結果、腰椎板ヘルニアと診断されました。
当時の私は、高校3年生で水泳部に所属し、毎日泳いでいる生活を送っていました。
専門種目はバタフライ。
水泳の中でも1番 腰を使って泳ぐ種目になります。
小学4年生から1時間の筋トレに毎日3キロ以上泳いでいたせいか、気づかな いうちに腰にかなりの負担がかかっていたようです。
検査の結果は、「少し神経に当たっていますが、まずは運動量を減らして様子を見ていきましょう」ということで、薬の処方はなく経過観察になりました。
簡易的な腰椎ベルトをつけての生活になりました。
若いうちでの腰椎板ヘルニアは安静にすることや、腹筋背筋のバランスを均一にすることによって、痛みは軽減されていくと医師からも水泳のコーチからも言われていたので、バランスを重視した筋トレを始めたのですが、症状は悪化していきました。
その頃からは、椅子に座っている状態でじっとしてるのが辛くなり、足の痺れも前に比べて強く、そして長い時間になって きていました。
再度、整形外科を受診しMRI検査を受けると、 以前よりも神経を圧迫している状態になっているとのことでした。
初めてのブロック注射
初めての受診から約3ヶ月後に、症状の緩和のためにブロック注射を打つことになりました。
場所は、尾骶骨。
押されるような痛みと共に薬が入れられていきます。
ブロック注射をしてから約1ヶ月ほどの部活動をしましたが、注射の効果なのか痛みはなくとても快適に過ごすことができ、以前と変わらない生活でした。
その後、部活は引退し、泳ぐ機会もなくなり、安静にすることで痛みは治まっていました。
しかし、2年後に再発。
大学2年の秋でした。
看護学生になっていた私は実習中に突如、かなりの激痛が走りました。
実習中は重労働も多く、腰に負担がかかることが分かっていたので、ベルトをずっとつけて生活は続けていたのですが、80代のおじいさんを車椅子に乗せて移動しているときに、ビビビビヅッ!!という鈍い音と共に激痛が走りました。
なんとか歩けるものの、腰に違和感を感じます。
そのまま、実習終わりに病院に行き診察してもらうと、「腰椎板ヘルニアが悪化しています」と診断されました。
今回で2度目になることと、これからも実習が続くことを考えて、電気治療と内服薬を飲むことでまずは様子を見ることになりました。
その時に出された薬が、リリカカプセル75mgでした。
この薬を服用するのは初めてのことでした。
どのような薬かを聞いてみると、 神経障害性疼痛治療薬ということで、椎間板ヘルニアなどの痺れや痛みを取る時に服用する強い薬であるということでした。
医師は「強い薬はあまり出したくないけれど、今まで薬の拒否反応も無いようだし、今の痛みの症状を抑えつつ、実習を受けるとなるとブロック注射を打つよりもリリカカプセルが1番いいのではないか」と言いました。
その時に、副作用についても医師からお話がありました。
それを箇条書きにすると
〇リリカカプセルを内服すると、稀に副作用として頭痛や吐き気、めまい、血圧低下などの軽い症状が出ることがあります。
〇他にも副作用はありますが長く服用すると特に体重の増加などもあり得ます。
まずは10日分なので大丈夫でしょう。
〇もし、副作用のような症状が出たらご自宅にて様子を見ていてください。
すぐに落ち着きますよ。
ということでした。
副作用が出現
病院から帰り、夕食後に服用を開始しました。
1日3回食後に服用します。
2日目の夕食後の服用までは何も副作用は起きず、いつも通り自転車に乗り実習に向かっていました。
夜11時すぎ。
まだまだ実習の課題が終わらず勉強をしていると急に、めまいがしてその場にうずくまりました。
初めての体験だったのですが、目が回ってクラクラするような感じでした。
その場に座り込んでいる間も、症状は落ち着かず、今度は強い吐き気に襲われました。
目が回っているから、気持ち悪くなって吐き気がするの当たり前かな?という程度に考えていたのですが、吐いても吐いて も、気持ち悪さが残りスッキリしません。
知らない土地に一人暮らしのため、家には私しかいなかったので、とりあえず友人に助けを求め15分後くらいに来てくれまし た。
その時には、寒気のような震えもありました。
薬をもらった病院は夜間診療をしておらず、近くの総合病院へ行き診察してもらいました。
病院での診察では、「めまい、吐き気、血圧低下、意識混濁がある」とのことでした。
担当してもらった医師に、リリカカプセルを飲み始めて間もないこと、それ以外は変なものを食べていないことを伝えると、薬の副作用が考えられるので、胃洗浄をすることになりました。
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わたしもリリカでダメでした。
転倒、眼がおかしくなりました。
リリカが神経障害関連の福音を得られる方は
少ないかもしれません。