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[シリーズ②]うつ病になりやすい人となりにくい人がいるのか精神科認定看護師に聞いた。

今回はシリーズの第2回目ですが、この記事も精神科認定看護師の女性の方に書いていただきました。

彼女とはたまに話すのですが、精神病院に勤めている現役の看護師なので、病院(医師)や薬に対する信頼は揺るぎないものを感じます。

彼女は病院で仕事をしている訳ですので、医師や薬を信頼しているのは当たり前なんですが、私はやはり薬でうつ病が治るわけがないと思っているので、彼女とは意見がかみ合いません。

記事の最後に「うつ病になったら病院に行って適切な治療を受けてください」と書かれていますが、結局は治療と言っても薬を出すだけです。

本当にそれが「適切な治療」といえるのだろうか。彼女には「アメリカでは月に3000人が向精神薬の副作用で亡くなっていること」「精神病院で毎月2000人近く亡くなっていること」「精神薬による脳の委縮のこと」などについて言いましたが、馬の耳に念仏状態でした(笑)

精神科認定看護師としてのプライドを持っているので、それはそれで良いとは思いますが、薬を飲まされている患者のことは本当に考えているのだろうか。

前置きが長くなりましたが、「うつ病になりやすい人となりにくい人がいるのか」についての記事を書いていただきましたので、お読みください。

Q
うつ病になりやすい人となりにくい人って差があるのですか?

A
うつ病になりやすい人、なりにくい人に差はあると思っています。専門用語で「ストレス脆弱性(ぜいじゃくせい)」と言います。風邪をひきやすい人と風邪をめったにひかない人がいるのと同じようだと思ってください。私が患者に接する中で感じたうつ病になりやすい性格は

①真面目で神経質な人
 例えば友達に言われたちょっとしたことが気になってしまい、それについて考え込んでしまう人です。普通の人であれば右から左へ流せることでも、忘れることが出来ず、頭の中に残ってしまいます。それで「何であんなことを言ったのだろう」と真面目ですから考え込んでしまいます。

②完璧に何事もやり遂げようとする責任感が強い人
 全てを自分でやらないと気が済まない性質を持っていますが、そのため抱え込むことも多くなり、心身共に疲れてしまう人です。例えば部下に仕事を任せるより自分でやった方が早いし、いいものが出来ると思い、全てを自分で背負いこんでしまうタイプです。

私が見た中で特に以上の2つのタイプのうつ病の患者さんが多いです。

では、うつ病はタダの精神状態の変化なのか。うつ病は脳の中に起こる伝達物質の異常からくる病気です(諸説ある中で、一番多く支持され、薬物療法もこの考えで行っている)。よって、身体に起こる病気と同じだと思っていただきたいです。性格や考え方で癌や膠原病になるのではないのと同じように、ある時に突然症状として現れてくる病気なのです。

もしも、あなたがうつ病に罹っていて、近親者から「心の持ち様なんだ」と言われているのだとしたら、とても辛いと思います。しかし、近しい間柄であればあるほど、あなたがうつ病になんて罹ってほしくないといった感情からくる言葉なんだと受け止め方を変えてみて下さい。

うつ病の専門家である医師にきちんとした診察をしてもらい、適切な治療を受けることで、不快なうつ病の症状の多くは必ず軽くなっていきます。風邪や骨折のように早い段階での治療開始がとても重要になってきます。

…………書いていただいた記事は以上です

[編集後記]
記事の中で以下の記述がありますが、これは「モノアミン仮説」と呼ばれています。この学説は既に否定されています(参考記事「精神病(精神疾患)の診断は嘘!科学的な根拠は無し」
)。

それを精神科認定看護師である彼女が知らないのは驚きましたが、そんなもんなんでしょうか(笑)

うつ病は脳の中に起こる伝達物質の異常からくる病気です(諸説ある中で、一番多く支持され、薬物療法もこの考えで行っている)。

 

[参考記事]
「向精神薬の最大の副作用は死」

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