今年、20代の日本人男性がカフェインの摂りすぎで死亡していることが分かりました(福岡大学が解剖したところ、死因はカフェイン中毒と判明)。
海外ではカフェイン中毒による死亡事故は何例かあるのですが、日本では初めてです。
この男性は夜勤のある仕事をしていたのですが、眠気覚ましのためにカフェイン入りの飲み物(エナジードリンク)と錠剤を頻繁に飲んでいたそうです。
カフェイン入りの錠剤なんか聞いたことがなかったので、本当にあるのかどうか調べたら、ありました。
「エスタロンモカ」という商品名で、効能は「睡気(ねむけ)・倦怠感の除去」です。
1回の服用でコーヒー3から4杯分のカフェインが摂れるというのが売りです。
男性はこの薬を飲んだうえで、さらにエナジードリンクを飲んでいましたので、「カフェイン中毒」という死因も納得がいきます。
先ほども書きましたが、カフェイン中毒による死亡例は海外では普通にあります。
アメリカではカフェインがたくさん入っているエナジードリンクを飲んだことで14歳の女の子が死んでいますが、製造元と裁判になっています。
スウェーデンではアルコールにエナジードリンクを入れて飲んでいた男性が2名死んでいます。
アメリカのメイヨークリニックによればエナジードリンクを飲むことで血圧と心拍数を急激に上昇させ、それが心血管リスクの増加させるという。
短時間にエナジードリンクを何本も飲むことは絶対に止めてください。
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