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欧米では寝たきり老人はいない

「欧米に寝たきり老人はいない」という本を読んだのですが、アメリカやヨーロッパには寝たきり老人はいないと書いてありました。

なぜ、欧米には寝たきり老人がいないのか。

答えは簡単です。

延命措置をしないからです。

「人は口から食べられなくなったら終わり」という考えが欧米の国民には浸透しているのです。

それに対して日本の場合は口から食べられなくなった老人に「胃ろう」や「経鼻胃管」を行います。

胃ろうとはお腹に穴を開けて、胃内に管を通し栄養を送る施術です。

経鼻胃管は鼻から胃に管を入れて栄養を送る施術です。

これらの施術ではチューブや管を自ら抜かないように体を縛る場合もあるようです。

皆さんはここまでして生きたいですか。

私は胃ろうや経鼻胃管をしてまで生きたくありません。

もし、延命治療をされたくない人は「リビングウィル」を書いてください。

リビングウィルは終末期にどのような治療を受けたいかを書き残す方法です。

リビングウィルは法的な根拠にはなりませんが、助けにはなります。

リビングウィルがあっても家族が延命措置を望んでしまうと元も子もないので、今のうちに家族にリビングウィルの内容を話しておいてください。

 私は「人は口から食べられなくなったら終わり」という欧米の考えに賛成です。

ぜひ、家族で「欧米に寝たきり老人はいない [ 宮本顕二 ]」を読んで話し合ってください。

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