Read Article

広告

蓄膿症を治すための抗生物質の副作用で下痢が止まらなくなる

広告

 

この記事は20代の女性に書いていただきました。

……

 私は副鼻腔炎(蓄膿症)の持病を持っていて、今までに何度も繰り返しています。大抵は風邪をきっかけに始まりますが、数日経って風邪が治っても、鼻だけがグズグズが残ります。こんな時には「もしかしてまた蓄膿症(副鼻腔炎)を起こしたかもしれない」と思い始めます。

 鼻の不調を感じながら1,2週間経つうちに、後鼻漏(こうびろう)という、鼻水が喉に入ってくる症状が現れ、とても不快です。副鼻腔に炎症が起き、緑色の鼻汁が大量に鼻にたまり、それが一気に喉に流れ込んでくるので、せき込んだりもします。ここで確実に蓄膿症(副鼻腔炎)だと自分でもわかるようになります。

蓄膿症(副鼻腔炎)の抗生物質が処方される

 私には小さな子供がいるため、医者に行くことを後回しにしてしまい、いつも蓄膿症(副鼻腔炎)が長引いてしまいます。

 お医者さんには、「また蓄膿症(副鼻腔炎)ですね。」と言われ抗生物質を処方されます。慢性の蓄膿症(副鼻腔炎)の治療には、マクロライド系抗生物質が使われます。一般的な名称は、クラリスロマイシンや、エリスロマイシンです。この中でも、クラリスロマイシンは、開発されてから比較的新しい抗生物質です。これを1日に2回飲んでいました。

クラリスロマイシンで頻繁な下痢

 このクラリスロマイシンは、蓄膿症(副鼻腔炎)には効果的で、内服投与後1か月目で、後鼻漏などが50%以上の確率で改善すると言われています。私もこのクラリスロマイシンがよく効き、数日で効果を感じ、1,2週間では気にならないほどに改善します。蓄膿症(副鼻腔炎)の症状を抑えるために服用している漢方や、風邪薬などではあまり効果は感じません。

 ですが、この薬の副作用に、下痢などの胃腸症状、胃痛や胃の不快感があります。私の場合は、蓄膿症(副鼻腔炎)への効果は抜群なのですが、副作用がひどく、前回の処方の時には、飲み始めて半日ほどすると下痢が始まりました。その後、何か食べ物を口に入れたりするタイミングや、何もなくても数時間おきくらいにトイレに駆け込んで軽い腹痛と下痢が、数日続きました。

 下痢でトイレに駆け込む頻度が高く、出かける予定を数日の間、キャンセルしたくらいです。夜にも下痢は続き、子供の世話をしながら、家事をしながら、下痢が始まるとトイレにこもりました。また、どうしても出かけなければならなかった子供の習い事の送迎では、1時間車に乗っていることも難しく、途中で1,2回コンビニに寄りました。

 蓄膿症を治すために下痢なんて、なんのために治療しているのか分からなくなります。

お医者さんに相談をした

 クラリスロマイシンを飲まないと蓄膿症(副鼻腔炎)が治らないこと、そして飲むとひどい下痢をして日常生活が送れない、この2点は今までの服用でハッキリしていたので、今回はそれをお医者さんに相談してから服用するかどうかを決めることにしました。そしてかかりつけの先生に、今までの経緯を話して相談しました。

 先生は「でも飲まないと治らないんでしょ?」と、飲まないで蓄膿症(副鼻腔炎)を長引かせることは良くないとのスタンスでした。そして、下痢の副作用を最大限に抑えるように、処方を考えてくださいました。「抗生物質が体に合わないから下痢をしていと思いますけど」と言いましたが、ただ薬を処方しただけなのか、軽く受け流されました。

クラリスロマイシンを夜間寝る前に飲むこと

 そこで、今までは朝食後に服用していたクラリスロマイシンを、夕食後に変えました。日中の下痢より、夜間在宅時に下痢を起こす方がましだからという理由です。

 クラリスロマイシンの半減期(薬の血中濃度が半分になる)は8時間程度と言われているので、起床する時には効果は弱まっているという計算でしょう。

同時に胃腸薬を飲むこと

 クラリスロマイシンの副作用を少なくする目的で、胃腸薬、整腸剤を同時に飲むことにしました。本来は飲まない方がよいとのことでしたが、日常生活を送れないほどの下痢が続くのであれば、どうしても外出しなければならないときだけ服用するために処方してくれました。

気を付けたことで、抗生物質のひどい副作用が減った

 夜間の服用と、胃腸薬を同時に服用することで、多少の下痢はあったものの、何も対策をしなかったときに比べ、いつも通りの生活を送ることに問題は生じませんでした。

 しかし、副作用を薬で抑えるという方法は本来は良くないです。その薬でさらに副作用を生じる可能性が出てくるからです。また、抗生物質の飲み過ぎは耐性菌の出現に繋がり、次第に効果が無くなると言われています。ですので、本来であれば抗生物質は飲まないに越したことはありません。

[参考記事]
「膀胱炎の治療薬の副作用で唇が腫れました」

LEAVE A REPLY

*

Return Top