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双極性障害の薬リーマスの副作用で体全体の震えが止まらない

 

この記事は20代の女性に書いていただきました。

………

双極性障害2型と診断されてから3年ほど処方されていたリーマス。
現在は薬を飲まずに生活していますが、長らく付き合ったリーマスという薬の副作用から断薬に至った経緯をお話ししたいと思います。

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リーマスという薬について

双極性障害の治療に使われる薬です。
うつ病の治療にも使用されることがあります。

この薬は躁にもうつにも効くと言われていて、私は毎日600㎎服用していました。
即効性があるわけでもなく、効果が表れた!という感覚は特にありませんでしたが、キチンと服用して睡眠時間を確保することができれば、寛解に近い状態で生活することができていました。

バイトと学校に恋愛と様々なストレスはかかっていましたが、その状態で動くことができていたのはリーマスのおかげだと思っています。
ただ、リーマスで注意しなければならないのは中毒症状です。
定期的に血液中の濃度を調べる必要があるので、注射苦手な人にはなかなか辛い薬かもしれません。

プチOD(大量服用)でも危険なリーマス

リーマスは糖衣錠のため、味も無く大きさも並であるため非常に飲みやすいです。
しかし、それがアダになってしまいました。
先ほど述べたようにリーマスは中毒症状に注意する必要があります。
2年前、一人で家にいるときにパニック発作が起きてしまい、たまたま目の前にあったリーマスを7錠飲んでしまったのです。
OD(大量服用)と言うほどの量ではありませんでしたが、私が一日で朝昼に分けて服用していた600mgよりも多い700mgを一気に飲んでしまったため、すぐに中毒症状が襲ってきました。

パニック後の放心状態で水を取りに行ける状態ではなかったため胃の中で薄めることもできず、服用して15分後くらいに猛烈な吐き気が襲い、急いでトイレに駆け込みました。
朝から何も口にしていなかったためえづくだけで気持ち悪さは収まらず、這って布団に戻り、そこから意識を失うように眠ったと思います。というのも吐いた以降の記憶があまりないんですね。

バイト先に電話したことをうっすら覚えているだけで、帰宅した元彼に起こされるまでの記憶がすっぽり抜け落ちてしまったようです。
そして起こされた後、心配している元彼と裏腹に私の頭はぼんやりしており、言われたことを何回も聞き返しながらやりとりをしていました。意識障害が起こっていたようです。
そしてぼんやりした頭も戻ってきた頃、あることに気づきました。
目が見えないんです。
すりガラス越しに世界を見ているような「ぼやけ」が何時間たっても取れませんでした。
スマホを見ようとしても全てが黒い丸に見えてしまうから、文字の大きさを最大にして画面とにらめっこしていたのははっきり覚えています。
一日経って視力は回復したので、現在は特に問題ありません。

でも、たったこれだけの量で中毒症状が現れてしまうんだ、というリーマスの恐ろしさを感じた一日でした。

振戦、体の震え

3年間服用していたリーマスですが、ODよりも苦しかったのが振戦です。
振戦とは体に起こるふるえのことを言います。
リーマスをキチンと服用してから、手の震えや体の震えが出るようになりました。
手の震えに関しては通院するたびに確認してもらい、振戦が酷いようであれば減らすという形で対応していました。

しかし服用を続けるごとに振戦はひどくなり、担当医が変わり確認してももらうこともなくなったため、一時的に文字を書くことができなくなってしまいました。
頑張って文字を書く練習をするのですが、手が言うことを聞かず子供が殴り書いたような字になってしまうのがとても苦痛でした。
まるで別人のような文字に、学校で勉強することができるのかという不安まで持ち、講義を受けること自体が耐えがたい苦痛になってしまいました。

また、寝る前に体全体の痙攣が起きてしまい、ベッドがきしんでしまうほどに飛び跳ねる身体を必死に抑える時期もありました。
パニック症状が出ると今度は首がカクカクしてしまい、目も勝手に動いてしまうようになりました。
相手には怒られるため直さなければと思うのですが、自分の意志で動いているものではないため止めることができず、余計にパニックになるという悪循環に落ちていました。
今は薬を飲んでいませんが、振戦の名残で薬指だけは今でも震えます。
他に起きていた体の症状も今では落ち着いているので、やはりリーマスは関係していたのだろうなと思います。

断薬へ

断薬は新しい病院に転院したことがきっかけでした。
そこの先生にリーマスを飲んでいたことを伝えると「リーマスは飲んでも意味がない」と言われ、初診で新しい薬に変えられてしまいました。
副作用がこれだけ起きていたのに効いていない、と言われるとこの3年間は?という気もしましたが、今では飲まずに生活できているので結果オーライかなと思います。
最後に、この記事を読んで医師の判断無しにやめることはしないでください。
振戦がひどいようであればまずは医師に伝えましょう。
減薬や別の薬に変えるという方法で対処できることもありますよ。

薬を毎日飲むことは大変ですが、少しでもみなさんの生活が良い方向に向かうことを祈っています。

[参考記事]
「統合失調症の薬「シクレスト」の副作用により夜中に発狂」

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