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栄養摂取のアプローチから発達障害の改善を目指す

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☆栄養摂取から発達障害の改善を目指す☆
発達障害は、一般的に脳機能の障害とされています。
対象者が何らかの理由で脳の機能に不具合を起こし、身体機能の障害とは別に、コミュニケーション、計算、識字などに対して困難を抱えます(症状には個人差があります)。

近年では、発達障害を単に一生涯治らない障害と捉えるのではなく、継続した取り組みをもって改善しようという働きが各方面で試みられています。
今回はその内の一つの情報として、脳機能の改善において適切な栄養摂取についてご紹介いたします。

☆発達障害の原因は脳の代謝異常にあり☆

脳機能が常人よりうまく働かないために、さまざまな困り感を抱える発達障害児ですが、食事やサプリメントの摂取による栄養面からのアプローチで改善をはかることが可能です。
なぜなら、発達障害の原因は脳の代謝異常にあり、必要な栄養を満たすことでその働きを良くすることが期待できるからです。
大きく分類すると、
・脳機能の底上げに働きかける栄養素
・身体機能を整え、働きを高める栄養素
の2つです。

☆脳機能の底上げに働きかける栄養素☆

・糖鎖
脳の情報伝達を担う物質です。
脳神経の先端で電気信号をキャッチするシナプスの形成に重要な役割を果たします。
糖鎖を補うことは脳機能の活性化に役立ちます。

・リゾレシチン
神経細胞に繋がっている神経繊維の鞘を保護する物質で、神経繊維を疲労から守る働きがあります。
また、神経繊維そのものを太くしたり、シナプスを増やしたりして脳の働きを助けます。

・DHA、EPA
DHAは脳の海馬に多く存在します。
補給によって脳細胞の膜を柔らかくしてシナプスを活性化し脳の伝達性を高めます。
EPAは脳に直接入り込むことができませんが、血液を健康にする働きに優れており、その結果DHAの脳内での働きを助けます。
両方を摂取することで、癇癪のもとになる脳の炎症を鎮めることができます。

☆身体の機能を高める栄養素☆

発達障害者は脳機能のアンバランスさのため、もともと取り入れた栄養をうまく活用する身体機能が整っていない場合が多くあります。
先に述べた脳機能をサポートする栄養素の効果を上げるためにも、適切なバランスで体内を栄養で満たし、正常なエネルギー循環を生む身体づくりが必要です。
身体機能補助に役立つ代表的な栄養素は以下の通りです。

・たんぱく質
たんぱく質は身体のエネルギーになるものです。不足は活動力の低下に繋がりますので、十分な量の摂取が必要です。

・ビタミンB6
体内のエネルギー代謝をスムーズに行うための必須ビタミンです。

・ビタミンC
体内の酸化を防ぐ他、疲労回復、免疫力の向上のために働きます。

・グルタチオン
抗酸化作用に優れており、活性酸素から細胞を守る働きがあります。

・ヘム鉄
赤血球のヘモグロビンはたんぱく質と鉄から生成され、酸素を全身に運ぶ働きをします。鉄不足は脳の酸素不足に繋がり、さらに思考力の低下に繋がります。
発達障害児には貧血が多いというデータもあります。
貧血には、体内吸収されやすいヘム鉄の摂取が有効です。

・亜鉛
細胞の合成に関わり、健康な細胞のもとになるミネラルです。免疫の活性化にも重要な役割を果たします。

・プロバイオティクス
栄養吸収と排毒のため、腸内環境を整えることは改善の重要なカギとなります。
腸内環境が悪いと、摂取した栄養素が適切に吸収されず排泄されてしまったり、身体の負担となる老廃物が体内に蓄積されてしまったりします。
このため、腸の働きの活性化に役立つ善玉菌(プロバイオティクス)や善玉菌のエサになる食物(発酵食品など)を適量摂取する必要があります。

もちろん、こちらの摂取に加えて普通のご家庭で推奨されるたんぱく質以外のニ代栄養素(糖質、脂質)、各種のビタミン、ミネラルを幅広く食事で補う工夫も必要ですし、難しい場合はサプリメントで補うことも視野に入れて考えます。
たんぱく質に関しては、肉、魚、卵の他、身体が吸収しやすいよう、分子量の細かいプロテインの摂取もおすすめです。

☆適切な栄養摂取で身体機能の底上げを☆

発達障害の特性ゆえ日常生活に不便を感じることも多々あるかと思いますが、これらの栄養補給による改善の可能性はとても大きなものです。
特に成長期にあるお子様の場合、本人に適切な栄養素を補給することによって、大きく能力が飛躍し、将来的に困った特性が薄れる可能性も十分にあるのです。
できる範囲で注意して、ご家庭で良質な栄養摂取を心掛け、脳機能、身体機能の底上げを目指しましょう。

[参考記事]
「発達障害とはどんな障害?昔はこんな子、普通にいたよね」

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