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[シリーズ④]うつ病の人にどう接したらいいのか(接し方)を精神科認定看護師に聞いた

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精神科認定看護師の女性に「うつ病の人にどのように接したらいいのか」を書いていただきました。

親切心からやっていることが逆にうつ病の人にとっては苦痛であることが良く分かります。


大学の友人がこのところ元気がなく「消えたい」「疲れた」と言葉にします。
私を始めとする友人数人でで励ましたりしていますが、もっと良い対応はあるのでしょうか?
(20代 女性 鈴木さん)


鈴木さんご質問ありがとうございます。

ご友人の落ち込み気になりますよね。
課題や就職のことを考えてのことなのか、家庭のことなのか、彼氏や友人のことなのかといろいろと想像をしてみましたが、きっと色々なことが重なってのことなのではないかと推測されます。

以下のいくつかに当てはまれば、うつ病にかかってしまっている可能性があります。 

①痩せるために何もしていないのに、1か月で5%以上の体重減少がある。
② 2週間、ぐっすり寝れないで、目が覚めてしまう。もしくは、反対にずっと寝ている。
③2週間、話しのスピードが極端に遅かったり、また逆に極端に早い。
④ 2週間、疲れやすいので、何もする気になれない
⑤2週間、好きだったことに興味が湧かない。
⑥2週間、考える力が弱くなっているため、決断ができない。
⑦2週間、動きのスピードが極端に遅かったり、また逆に動作が乱暴になる。

アメリカ精神医学会の判断基準より引用

多くの方は、自分がうつ病にかかっているなんて思わないのです。
つらい状況から逃げ出したい、もう何も考えたくないという感情ばかりが前面に出てしまうため、何とかしたい。
でも辛いから消えてしまいたい。
といった思考にたどり着いてしまうのです。
うつ病によって、前向きな思考が浮かばず、失敗がさらに失敗を重ねてしまうことになり、状況がどんどん悪い方向に向いてしまいます。

ご友人がうつ病なのだとしたら、皆さんで良かれと思っている励ましが、実は逆効果になってしまっている可能性があります。
うつ病にかかった人が周りから励まされるたびに、「自分はだめなんだ」という考えで頭がいっぱいになり、よりつらい状況に陥ってしまうのです。

よくかけがちな言葉として「大丈夫だよ」という言葉がありますが、うつ病の人に「大丈夫だよ」と言った場合、言われたほうは「何が大丈夫なんだ? 何の根拠もないで大丈夫なんて、大丈夫なはずがない」と、困惑してしまうことになります。
「いつもの〇〇ちゃんに早く戻ってよ~」という友人としては本心ともいえる言葉をかけると、かけられたほうは、「いつもの私って何よ? 私だって早く何とかしたいと思っているのに。。。。」

と、またまた困惑させてしまうのです。
また、心配のあまりに、以前好きだったケーキや食べ物、キャラクターものをあげたり、遊びに誘ったりすることもよく見られますが、実はこれも本人にとっては苦痛を伴います。
皆に誘われて、申し訳なさから遊びに参加して楽しんでいるふりをするので、ひどく疲れてしまうことにつながり、その後から家から出てこれなくなったりもします。

例えるなら、車のガソリンがなくなりそうなのに、無理して走ってガス欠になって、さらにエンジンが焼き付いてしまう状態と説明したら想像しやすいでしょうか?

では、どうしたらよいのか。
 ほおっておくのが一番。
もちろん、一人ぼっちにしろと言っているのではなく、はれ物に触るでもなく、過剰に気にかけるでもなく、小声で何かつぶやいたときに聞き取れるセンサーを働かせつつ、そばにいながらほおっておくのです。
「つかず離れずの位置」というのでしょうか。
「何かあったら可能な限り手を貸すよというスタンスでそばにいてくれるほうが心地よい」と多くのうつ病の人は言っています。

うつ病の初期は、とにかく安静が一番なんです。
気持ちを揺さぶったり、無理やり遊びに誘ったり、散歩に誘ったりすると安静が保てません。
学校に来るだけで精一杯なのかもしれませんので、見かけたら「〇〇ちゃんが、いるだけで私は嬉しい」といった内容の声をかけるのが良いでしょう。
くれぐれも「今日は元気そうだね」「あ、来てたんだ~」というような声掛けは避けると良いでしょう。
「今日は元気そうだね」と言われても、元気なふりしてるだけだし、とか、いつもと変わらないのに、といった変な勘繰りをしてしまうのがうつ病の特徴です。
めんどくさいですよね(苦笑)
一朝一夕に上手くいく言葉かけなんて存在しません。
ちょっとずつの変化を友人の皆様と確認しながら共有しながら、ご友人の回復をみていくことが、お互いの成長につながると私は信じています。

……以上

[関連記事]
「[シリーズ①]うつ病になると太るのかを精神科認定看護師に聞いた。薬の副作用で太る?」

「[シリーズ③]うつ病の名医はいるのかを精神科認定看護師に聞いた」

[補足]
医師の内海聡氏は「うつ病という診断は間違っていて、大抵はノイローゼやストレス、そしてわがまま病だ」と言っています。

そして、それを精神薬で治そうとする発想が間違えていて、長く飲み続けても酷くなるばかりで、症状は収まらないと言っています。

うつ病と呼ばれている人は多くの人が、ただのノイローゼであったり社会ストレスによるものでしかなく、また大部分は人でなしといわれようが医師失格といわれようが、わがまま病である。

医療用精神薬は決して安全な薬などではなく、覚せい剤や麻薬や麻酔薬もどきの物質でしかないので、量が多かったり長年にわたって飲み続ければ、かならずうつ状態や認知機能低下をもたらす

内海聡氏のフェイスブックより引用

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