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[シリーズ①]うつ病になると太るのかを精神科認定看護師に聞いた。薬の副作用で太る?

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今回の記事は精神病院に勤務している看護師(精神科認定看護師)に書いてもらいました。

Q1
会社の同僚が自分でうつ病だと言っていますが、最近太ってきているみたいです。
これはうつ病の症状なのでしょうか?
(30代 男性 山本さん)

A1
うつ病を患っている人は「太ってしまう」という症状を訴える人がいます。
「うつ病」を患っている人はなぜ太ってしまうのか。
理由は2つあります。

①うつ病として、症状が出ている人の脳の中ではいろんな変化が起きています。
味覚の異常もそんな脳の変化の中で起こる症状の一つに上げられます。

ふわっふわの焼き立てパンを食べても、炊き立てのご飯につやっつやの明太子をのせて食べても、口の中に入れたとたんに砂場の砂を食べている感覚になるんだ。と教えてくれた患者さんがいました。
肉汁滴るステーキを食べても、口から火が出そうに辛いカレーを食べても、同じ砂場の砂のようにしか感じられないそうです。
味がするものを口に入れたい。
そう思って、手当たり次第に病気になる以前に好きだった食べ物を食べて回ったりしたそうです。
その結果、その人はうつ病になる前に比べて10kgほど体重が増えてしまったと言っていました。

同じように味覚の異常があるために、甘いもの、しょっぱいもの、辛いものといった極端な味の濃いものを好んで食べるようになったという人もいます。
その結果、その人は、チョコレート、スナック菓子、ファーストフードばかりを食べる生活になったそうです。

このように、自分に起きた味覚異常による食への欲求の表れで体重が増えてしまう場合もあります。

②抗うつ薬の副作用
また、処方されている抗うつ薬には体重増加の副作用があります。
代謝が悪くなったり、脂肪を蓄えろ~という指令を出してしまう成分が含まれていたり、お腹は満たされているのに空腹感を感じさせる指令が出たりするからです。
抗うつ薬を服用している人すべてに体重増加の副作用が出るわけではありません。
過剰な体重増加がみられて、ほかの薬で代用が可能であれば内服変更がなされますが、その薬でしかその人のうつ状態を改善する薬がないとなれば、変更が難しくなったりもします。
薬効をとるか副作用をとるかで診察場面で医師と本人がじっくり相談して決めます。

……..精神科認定看護師の記事はここまで………..

[編集後記]
抗うつ薬の副作用に「味覚障害」があります。
ですので、この記事の中の味覚障害の事例は抗うつ薬の副作用の可能性もあります。
味覚障害の人全員が太るわけではなく、中には痩せる人もいます。
味覚障害は砂を食べているような感覚しかないので、やがて食べなくなり痩せてくるそうです。

抗うつ薬は害以外の何ものでもないと私は思っているので、もし服用するのであれば覚悟をして飲んだ方がいいです。

[参考記事]
「向精神薬の最大の副作用は死」

薬を飲んだことによっておこる薬物性味覚障害では、全体的に味を 感じなくなる、あるいは一部の味が低下する症状がよく見られます。
原因となる薬には降圧薬、消化性潰瘍治療薬、抗うつ薬、抗菌薬、抗 がん薬などがあります。

厚生労働省のホームページより引用

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