「うどんより蕎麦の方が健康に良いから蕎麦ばかり食べます」と言う人がいますが、残念なお知らせがあります。
実は外食で食べている蕎麦は蕎麦粉だけを使って作られているわけではありません。
中には十割蕎麦のように100%蕎麦粉だけを使った蕎麦もありますが、ほとんどのお店が蕎麦粉と小麦粉のミックスです。
理由は蕎麦粉よりも小麦粉の方が仕入が安いからです。
割合は蕎麦屋さんによって違いますが、例えば「ゆで太郎」は「蕎麦粉55%、小麦粉45%」です。
これはまだいい方で「小諸そば」は「蕎麦粉50%、小麦粉50%」、「富士そば」は「蕎麦粉40%、小麦粉60%」、「箱根そば」は「蕎麦粉20%、小麦粉80%」です。
箱根そばは「箱根うどん」に改名した方がいいんじゃないの(笑)
さらには「蕎麦粉10%、小麦粉90%」というお店もありますので、もはや詐欺レベルです。
小麦粉の割合が多すぎると麺の色が白っぽくなりますが、これを解消するために着色料で黒っぽくしています(蕎麦殻を入れて黒っぽくしている場合もありますが)。
「蕎麦 着色」で検索すると「当店は無着色です」なんてアピールしている商品が多数見つかりましたから、安い蕎麦では当たり前に着色料を使っているのでしょう。
蕎麦に入っているのは着色料だけではなく、雑菌などが繁殖しないようにプロピレングリコールなどの保存料が入っています。
プロピレングリコールは化粧品などで使われています(笑)
プロピレングリコールは旧厚生省が化粧品の成分で必ず表示しなくてはならない「表示指定成分」として指定した物質です。
表示指定成分は「危険物質だから表示してくださいね」ってことですが、何千種類(5000以上ある)と存在する成分の中で102種類のみが選ばれています。
悪い奴の中でトップレベルで悪い奴(稀代の悪)が選ばれているってこと(笑)
プロピレングリコールは危険じゃないから大丈夫だと思っている人がいますが、なぜ表示指定成分になったのかを考えてくださいね。
しかも、蕎麦の場合には化粧品と違ってプロピレングリコールを口に入れるわけですから。
芸能界ではハーフタレントが増えていますが、蕎麦界までハーフが増えているとは(笑)
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