最近、1枚500円で食べられるピザ屋さんが増えていますが、安いからには理由があります。
まずは生地が薄いということ。
そして、ピザといえばチーズですが、激安店は偽物のチーズを使っていること。
なぜ、偽物といえるのかをこれから説明します。
チーズにはナチュラルチーズ、プロセスチーズ、チーズフードの3種類あります。
ナチュラルチーズは動物の乳を発酵させて、それを固めたもので、これが本物のチーズです。
菌が生きているので現在進行形で発酵も進んでいきます。
プロセスチーズは数種類のナチュラルチーズを溶かして混ぜ合わせて固めたものです。
なぜ、いちいち混ぜ合わせるのかといえば保存性を良くするためです。
ナチュラルチーズは菌が中で生きているため、発酵が進んでしまうため、商品として見た場合、味の統一性が取れません。
そこで一度溶かすことでチーズの中の生きた菌を過熱して殺して、発酵を止め、保存しやすくします。
一般的に日本で出回っているのがこのプロセスチーズです(ヨーロッパではナチュラルチーズが主体です)。
チーズフードはナチュラルチーズやプロセスチーズを溶かしたものに、デンプンなどを入れてチーズっぽく見せている食べ物です(法的にチーズフードと名乗るには51%以上乳製品を含んでいなければいけません)。
ネットショップで売っているチーズフードはほとんどが犬、猫用ですが、外食でよく使われているのもチーズフードです(大手も例外ではないですよ)。
試しに楽天やアマゾンで「チーズフード」で検索して見てください。
犬や猫用のチーズがズラリと表示されますよ(笑)
猫や犬用のチーズを使うなんて酷くないですかって言わないでくださいね。
外食産業は基本的に自社の利益が一番大事で、消費者の健康なんて考えていません。
「チーズフードは本来は犬や猫用だけど、うちのお客さんはどうせ本物のチーズの味なんか分からないから、仕入が安いこれで十分」ってこと(笑)
さらに言うと、チーズフードよりも質が悪いものを使っているお店もあると聞きます。
つまり、チーズフードよりも乳製品の含有量を減らしたものです。
もはや、チーズとは呼べないものですが、1枚500円で食べられるピザ屋さんはこれを使っていると思った方がいいです。
安いってことは仕入も安いってことですので、健康には決して良くない素材を使っていると覚悟しましょう。
結局は病気になれば医療費が高くなるので、初めからいい食材を食べていればいいのにって私は思いますが。
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