Read Article

広告

野菜ジュースの主成分は糖質。糖尿病に気を付けて

野菜ジュースで1日分の野菜を補おうとしている人がいますが、はっきり言って無理です。

rerer

例えば「100フルーティーサラダリーフパック」の1本分の成分を見てみると

たんぱく質0.8g、脂質0g、糖質19.2g、食物繊維0gから0.5g、ビタミンC100 mgから250mg他省略

と書いてあります。

糖質だけが突出して多く、食物繊維やたんぱく質はほとんど入っていません。

糖質19.2gを角砂糖(3g)に換算すると6.4個分ですが、コーヒーに角砂糖を6個も入れたら甘すぎて飲めたものではありません

野菜ジュースは食事の時に飲む人が多いですが、「野菜ジュースとパン」「野菜ジュースと白米」の組み合わせは最悪です。

パンと白米は炭水化物の塊ですので、野菜ジュースと同じく糖質の割合が高いです。

6枚切りの食パン(100g)で角砂糖11.3個分で、白米(100g)で角砂糖9.2個分です。

つまり、この組み合わせは糖質の割合が高すぎて、こんなの毎日食べていたら、確実に糖尿病になります。

また、「100フルーティーサラダリーフパック」には食物繊維が0gから0.5g入っていますが、製造ロットによっては0gの場合もあるっていうことですので、もはや野菜ではない(笑)

水に溶けない不溶性の食物繊維は製造工程で取り除いてしまうので、残っているのは微々たる量の水溶性の食物繊維だけです。

ビタミンCは100mgから250mg入っていますが、一部は天然のビタミンCで、残りのほとんどが食品添加物としてビタミンCです。

この食品添加物としてのビタミンCは天然のビタミンCではなく、化学合成されたビタミンCです。

ですので、ペットボトルのお茶に入っているビタミンCと同じく、健康に寄与することなく、酸化防止剤としての役割しかありません。

以上ですが、野菜ジュースはあまりにも栄養素のバランスが悪くて、もはや野菜とは関係ない別の飲み物と思った方がよさそうです。

[補足]

食物繊維は1日20g摂る必要がありますが、野菜だけでは難しいです。

キャベツ(小玉)2玉分で20gですので、なかなか食べられませんよね。

そこでお勧めなのが玄米です。

1杯で5.2g摂ることが出来ます。

その他に納豆1パックで3gほど摂れますので、色々組み合わせれば20gなんて余裕です。

水溶性食物繊維は野菜だけに含まれているわけではなく

ごぼう 人参 玉ねぎなどの根菜類、

シイタケ なめこなどのきのこ類 

昆布 ヒジキなどの海藻類

納豆などの豆類

大麦入り玄米や五穀米

などに多く含まれています。

「血糖値を下げる腸内細菌」より引用

LEAVE A REPLY

*

Return Top