今年の1月、イタリアのローマで30代の男性が故意にHIVを感染させたとして逮捕されました。
この男性は30人の女性と避妊をしないで性交渉を行なって、その中の大半の女性をHIVに感染させたという。
さらに、そのHIVに感染した女性と性交渉をした男性(被害者の彼氏?)もHIVに感染していたというから二重の悲劇です。
このローマの男はまるで、チャーリーシーンのようです。
チャーリーシーンも自身がHIV感染者と知っていて、数十人の女性と避妊せずに性交渉を行なっていますが、逮捕はされていません。
被害者に24件の裁判で10億円くらいのお金を払っているので、それで示談しているのでしょう。
このようにHIV陽性だと分かっていて、人に感染させる事件は世界にはたくさんあります。
例えば台湾の38才男性は同性愛者のパーティーで100人と関係をもって50人を感染させた罪で逮捕されていますが、彼は学校の先生だったというから驚きです。
スウェーデンでは32才男性が100人の女性と関係をもって、2人の少女を感染させています。
実は2003年から2006年の大阪でも、先ほどのローマの男性のようにHIVをまき散らした人がいたようで、この時期、新規HIV感染者の数が爆発的に増えていたのです。
その数、年間300人。
4年間の合計では1200人!
東京などの都市では横ばいに推移しているにも関わらず、大阪だけが大幅に増加しています。
この数字は慶応大学講師の加藤真吾さんが日本エイズ学会で発表しています。
加藤さんは誰かが故意にまき散らしているとは言っていませんが(笑)、故意の犯行だと考えないと大阪だけが爆発的に増えている理由が思い当りません。
世の中には故意に人に感染させようと考えている人もいるんだと思って性交渉をしてください。
[参考記事]
LEAVE A REPLY