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野菜は失明(緑内障、加齢黄斑変性)の予防になる

米ハーバード大学がルテインとゼアキサンチンに加齢黄斑変性を予防する効果があると発表しました(加齢黄斑変性は失明原因第4位)。

ルテインとゼアキサンチンは目の黄斑などの部位にある成分で、これまでも加齢黄斑変性に対する効果に期待はされていました。

それを今回、米ハーバード大学が証明した形になります。

50歳以上の男女約10万人を24年から26年間追跡調査したところ、その内、約2.5%の人が進行度が中期、後期の加齢黄斑変性を発症したという。

しかし、発症した人の中でルテインとゼアキサンチンを多く摂取していたグループは少ないグループに比べて、後期の加齢黄斑変性を発症する確率が40%低かったという結果が出ました。

これらの研究結果を元にサプリメントメーカーが売り込みを始めていますが、ルテインとゼアキサンチン入りのサプリメントを飲んでも効果はありません。

米国立衛生研究所の研究によりルテインとゼアキサンチン入りのサプリメントを飲んでも加齢黄斑変性に効果はないと発表していますので、間違いないです。

サプリメント販売会社のサイトには体験談として「目の調子がいいんですよね」とあたかも効果があるかのように書かれていますが、すべて嘘です。

はっきりいいますが、体験談や医師などの推薦文はお金で買えます。

ルテインとゼアキサンチンは食べ物から摂りましょう。

ルテインを多く含んでいる野菜はパセリ、ニンジン、ホウレン草、ブロッコリー、カボチャなどです。

ゼアキサンチンを多く含んでいる野菜は黄色パプリカ、ホウレン草、ケール、ブロッコリーなどです。

ホウレン草はルテインとゼアキサンチンの両方の成分を多く含んでいるので加齢黄斑変性の予防にはもってこいです。

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ほうれん草はさらには緑内障の予防にもなります

ハーバード大学が小松菜、ほうれん草、春菊などの青菜類を毎日1.5カップほど食べている人は3日平均で1カップ食べている人に比べて最大30%緑内障になる可能性が低下すると発表しています(加齢黄斑変性は失明原因第1位)。

対象は40才以上の男女10万人を28年に渡って調査した結果ですので、信憑性は高いです。

農林水産省によると1カップ(1サービング)が約50~110gですので、1.5カップは75~165gです(ホウレン草1束が200gほどです)。

これを3回の食事の中で食べればいいので、十分可能な量です。

 

 

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