「パーソナル・ソング」は認知症を音楽で治そうと奮闘している人達を追ったドキュメンタリー映画です。
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キャッチフレーズは
「1000ドルの薬より1曲の音楽を!」
この映画に出ている認知症のヘンリーさんは会話もままならず、いつも下を向いて座っているだけだったという(娘さんの名前すら分かりませんでした)。
しかし、彼が昔好きだったゴスペルを聞かせ続けた結果、表情が生き生きし、質問に対して普通に答えられるようになったそうです。
昔好きだった音楽を聴くことで過去の記憶が蘇ってくる経験は普通の人にもありますが、これを利用して認知症の人の脳を活性化させようとするのが音楽療法です。
日本では音楽療法士の数が少なく、治療を受ける病院や施設が少ないのが現実です。
しかも、米国認定音楽療法士の佐藤由美子さんによると日本では音楽療法士のレベルがアメリカと較べて低いと言うのが現状のようです。
「うちの施設で音楽療法士を雇ったのですが、あまりにも下手なのでもう雇わないことにしました」
残念ながら、こういうメッセージが多いのも事実です。
現在国内では、音楽療法士の資格がなくても音楽療法士を名乗ることができますので、この方のトレーニングや資格の有無はわかりません。
「佐藤由美子の音楽療法日記」より引用
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