サンフランシスコ港の検疫でネズミの肉が入ったコンテナが多数押収されました(コンテナの輸出国は中国)。
ネズミの肉はアメリカ国内の小売店やレストランで「鶏の手羽先」として販売されていて、今現在も450トン出回っているそうです。
2013年にも中国はネズミやキツネの肉を羊肉と偽装して、アメリカの火鍋専門店「リトル・シープ」に販売していた前例があります。
日本国内ではせいぜい産地や賞味期限を偽装する程度ですが、中国のようにネズミの肉を売ってしまう発想はないですよね(笑)
ペルーのネズミ料理「クイ」のようにネズミを食べる国もあるので、ネズミを食用とすることは否定しません(偽装はダメですが)。
しかし、日本やアメリカではネズミを食べる文化はなく、大抵の人はネズミの肉と聞くと嫌悪感を抱くはずです。
普段食べない種類の肉を食べることでどんなウイルスに感染するか分かりません。
日本にも鶏肉や羊肉と称して中国産のネズミの肉が入ってきているのではないかと心配になりますが、恐らく入ってきているでしょう。
輸入食品の検疫は全体の約1割しか行なわれていませんので、残りの90%の食品の中に危ない食品が紛れ込んでいる可能性があります。
空港などで検疫を行なっている食品衛生監視員の人数は約400人しかいないのですが、日本の経済規模から考えてもあまりにも少なすぎます。
1000人増やしたとしても予算は66億円(国家公務員平均年収660×1000)しかかかりません。
国民が病気になって国民健康保険を使うことを考えれば数十億なんて安い気がしますが。
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