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子宮筋腫の大きさはどれくらいなのかを産婦人科医に聞いた

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今回も産婦人科の医師に記事を書いていただきました。
テーマは「子宮筋腫の大きさ」です。

…………記事はここから

子宮筋腫と一口に言っても、その大きさはまちまちです。
ただ、「この部分の子宮筋腫はこれくらいの大きさで見つかりやすい」という傾向はあります。
それをこれから1つずつ説明していきます。

粘膜下筋腫

粘膜下筋腫は子宮の内膜のすぐ内側にできる筋腫です。
この筋腫は陣痛のような痛みに続いて、出血するのが特徴です。
不妊症や過多月経(生理の血量がとても多い)といった症状が出やすいので、1~3cmというような小さめのサイズで発見、手術されることが多いです。
これくらいのサイズであれば子宮鏡といって細いカメラを入れて手術することが多いです。
3cmよりも大きくなると、筋腫分娩といって、子宮の出口から筋腫がぼろっと顔を出すこともあります。

筋層内筋腫

筋層内筋腫は子宮の壁(平滑筋)にできる筋腫です。
ひどい生理痛や過多月経の原因にもなりやすいため、発見されやすいです。
1cm以上から見つかることがあります。
しかし、生理の量をほかの人と比べるのは難しいので、筋腫がかなり大きくなってから「もしかして私の生理ってひどいのかな…」と受診する人もいます。
大きい場合はひとつ15cmを超えていることも
これくらい大きいと血液の供給が足りなくなって中身が液状化し、痛みが出ることもあります。
また、子宮筋腫が10cmを超えてきたり、ひとつひとつは3~4cmであってもたくさんあるというような場合は、おなかの中でほかの臓器を圧迫することもあります。
例えば膀胱を圧迫しておしっこが出にくくなったり、腸を圧迫して便秘になったりします。

漿膜下筋腫

漿膜下筋腫は子宮から細い茎のようなものが伸びた先にできた筋腫です。
子宮筋腫の中ではもっとも症状が出にくいため、大きくなってから見つかることが多いです。
5~6cmを超えると何かの拍子に茎のような部分が捻じれてしまい、強い腹痛を起こすことがあります。
またこれくらいの大きさになると、エコーでもはっきり見えますが、卵巣腫瘍と区別がつきにくいことがあります。

[参考記事]
「子宮筋腫とは何か?原因は合成シャンプーなのか?を医師(産婦人科)が解説」

「どんな症状があれば子宮筋腫を疑うべきかを医師(産婦人科)が解説」

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