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トランス脂肪酸のポテトを蟻は食べるかを動画で撮影

 

 以下の動画では蟻の巣の前にポテトを置いて、巣に持ち帰るのかを実験しています。実際に著者である私の家で実験したものを撮影したものです。合計3時間の超ロングで観察しました。

 今回、用意したポテトは「ハンバーガーチェーンのポテト」と「日本のポテトチップスメーカー」の商品です。カラパイヤというサイトの「アリがポテトチップスを巣に持ち帰るまで」という記事では実際に蟻がポテトを運んでいる写真が紹介されていましたので、これを期待していたのですが…。43223234 「アリがポテトチップスを巣に持ち帰るまで」の実験で使われているポテトチップスはLay’sという外国のメーカー製ですが、トランス脂肪酸入りの油を一切使っていません。

 それに対して日本のメーカーのポテトはまだトランス脂肪酸入りの油を使っています。この動画に出ている蟻はトランス脂肪酸が理由か分かりませんが、ポテトを食べませんでした。ポテトの上を歩いているだけで、興味すら示さない。しかも、蟻の巣の前に堂々と置いているのにです。

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 トランス脂肪酸は「食べられるプラスチック」と呼ばれていますので、蟻はポテトを食べ物として認識していない可能性もあります(笑)食べられるかどうかを確認している素振りを示すのですが、「これは食べ物ではないや」と言ってすぐに去っていきます。下の写真では蟻はポテトを食べているように見えますが、歩いているだけです(笑)障害物だと思っているのでしょうか。

 蟻が食べないのであれば人間が食べる道理がありません。本来であれば人間にも危険を察知する能力は備わっているのですが、今の社会では狩りをしなくても飢え死にすることはありませんので、その能力が衰えているのです。それに対して蟻は狩りをしなくては食べていけないので、危険を察知する能力は優れています。だから、食べると死ぬのを分かっているからポテトを食べないのです。

 他にも蟻はマーガリンを食べませんが、これもトランス脂肪酸がたくさん入っているためか食べ物認定をしていません。マーガリンを食べるのであればバターを食べてくださいね(実は天然のバターにもトランス脂肪酸が含まれているのですが、マーガリンと比べて5倍以上少ないです)。

[参考記事]
「マックフライポテト(マクドナルド)のトランス脂肪酸を検査機関に頼んで調べちゃった」

「ロッテリアのフレンチフライポテトのトランス脂肪酸量を検査機関に頼んで調査した」

[後記]
 蟻が食べる食べないは別として、トランス脂肪酸が体に悪いのは事実です。日本マクドナルドのポテトはトランス脂肪酸入りの油を使って揚げているのですが、アメリカのマクドナルドでは既に使っていないと言う。日本人のお客さんの健康については考えていないのが残念でなりません。マクドナルドは「ママの目線で安心できるマクドナルドへ」というキャンペーンをやっていますが、安心できません(笑)まず油を変えてくださいね。

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