コーヒーを飲む場合、角砂糖を何個入れますか?通常は1個や2個ですよ。
10個以上、角砂糖を入れている人を見ると少し引きますよね(笑)しかし、残念ながら市販のジュースには通常、10個以上入っています。
例えばカルピスウォーターは約14個入っていますし、CCレモンは約13個入っています。これってはっきり言って異常でしょ(笑)
こんなの小さい頃から飲んでいたら、間違いなく糖尿病になりますよ。
では、角砂糖何個分の糖質がジュースに入っているのかをCCレモンを例に説明します。
ジュースの入れ物には「栄養成分」が載っていますが、そこに書いてある「炭水化物」に注目してください。
炭水化物は食物繊維と糖質の塊ですが、ジュースに入っている炭水化物はほぼ糖質です。
CCレモンの炭水化物は100ml当たり10.1グラムです。CCレモンは500mlですので、炭水化物が50.5グラム(500×10.1)入っていることになります。
これを角砂糖の重量4グラムで割れば答えが割り出せます。つまり、50.5÷4=12.625個になり、四捨五入すると13個の角砂糖がCCレモンに入っている計算になります。
ジュースでこれだけの糖質を摂って、さらにはお米、パンなどの炭水化物を食べるわけですから、糖尿病が増えるのも納得ですよね。糖尿病になると足が壊疽したり、網膜症で失明したりしますが、この責任の一端は食品メーカーにあります。
しかし、メーカーは砂糖の使用量を減らす気は一切ありません。アメリカではジュースを飲みすぎて糖尿病になった人がメーカーを訴えて勝訴していますので、誰か日本でも訴えてくれませんかね(笑)
最後にジュースが及ぼしている悪影響に関する記事を紹介して終わりにします。
研究では世界中で18万人の死者が、砂糖入り飲料を飲む習慣と関連づけられている。広範で詳細な調査が、さまざまな国や科学・医学関連の機関の研究をまとめた。自然に含まれている糖も、飲料に付加される糖も、心臓発作や糖尿病、肥満による死亡のリスクを高める(肥満は、がんによる死亡にも関連づけられる)。
産経ニュースより抜粋
2010年だけでも、アメリカにおける25,000人の死亡が、缶入り飲料から砂糖を摂り過ぎたことと関連づけられている。
「このような砂糖入り飲料の飲み過ぎによって引き起こされた死の78%は、中程度もしくはあまり発展していない国に集中している」と、著者たちは説明している。
では「砂糖入り飲料の飲み過ぎ」による死亡の地域別の内訳はどのようになっているかというと、ラテンアメリカで38,000人、中部および東部ユーラシアで11,000人だ。
メキシコは、残念なことにこのような飲料の1人あたりの消費量が第1位となっているが、これが原因となった死亡は100万人の成人あたり318件を数える。
日本は消費が少なく、そのためリスクも小さい。これが原因で死亡したのは100万人の成人あたり10件だ。
産経ニュースより抜粋
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