Read Article

広告

バイオニックレンズの被害で難民確実な予感

バイオニックレンズ(Ocumetics TM Technology社が開発)とは目の中に埋め込むコンタクトレンズのようなものと思ってください。

このレンズを目の中に埋め込むことで「3m先の目標物をやっと見える人は9m先まで見ることが出来るようになる」と謳っています。

2016-01-01_171902

このレンズをどのように目の中に埋め込むのかというと目を2.7ミリ切開して、そこからスポイト(以下の画像の青いスポイト)に入ったレンズを目の中に入れます(要は白内障の手術のような手順で行います)。

2016-01-01_175536

製造元のホームページを見るとバイオニックレンズを入れた人は白内障にならないと言っているので、水晶体を取り除いて、このレンズを入れると言う事でしょう(白内障手術は濁った水晶体と人工レンズを入れ換える目的で行われる)。

With age, the naturally occurring crystalline lens of the eye undergoes changes that make it cloudier and become a cataract. As a cataract, not only does it cause visual acuity and quality of vision deteriorate, there may also be a release of toxic agents from the cataractous lens into the anterior chamber of the eye.  These substances have the potential to induce glaucoma and damage the endothelial cell layer of the cornea, which is necessary for the cornea to remain clear. The Bionic LensTM  is constructed of inert biocompatible polymeric materials that do not cause such adverse biophysical changes within the eye.

Ocumetics TM Technology社のホームページより引用

年齢とともに、目の中に自然に存在する水晶体は、曇り、白内障になる変化を受けます。

それは視力や視力の質が劣化する原因となるばかりでなく、水晶体から毒性物質の放出があるかもしれません。

これらの物質は、緑内障を誘発し、角膜の透明なままにするために必要な角膜の内皮細胞層を損傷する可能性を有します。

バイオニックLensTMは、眼内のこのような不利な生物物理学的変化を引き起こさない不活性な生体適合性ポリマー材料から構成されています。

でも、視力回復に為に健康な水晶体を取り除いてバイオニックレンズを入れ込む人いるのか疑問を感じます。

今、レーシックをする人が激減しているので、ここぞとばかりにレーシック業界はバイオニックレンズに飛びつくんじゃないか。

将来、白内障になりませんみたいな広告文で(笑)

2年間(2018年ごろか?)で、動物での臨床試験を経て、各国での実用化を目指すと言っているので、いつの日が日本でも行われる日が来るでしょう。

レーシック難民のような人が続出しないことを願います。

[補足]

動画(白内障の手術)で見ると分かりやすいので、以下のユーチューブ動画を見てください。

 

 

 

LEAVE A REPLY

*

Return Top