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うつ病の薬を飲んでいたら超ハイテンションに

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この記事は40代の男性に書いていただきました。

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 今から遡ること9年前の春、私は突然の気分の落ちこみに襲われます。妻の勧めで心療内科を受診し、うつ病と診断されました。当初は典型的な鬱症状であり、とにかく気分が沈みこむといった様子でしたので、医師はレキソタン、クロキサゾラム(セパゾン)という薬を処方して下さいました。うつ病の場合は服用に際し軽い効果のものを少量から開始するというのが通例であります。レキソタン、クロキサゾラム(セパゾン)は、どちらも精神を安定させたり、睡眠しやすくなることを期待して処方されます。

 私はこれらの薬を1ヶ月ほど服用しましたが、効果がありませんでした。幸い、副作用に苦しむ事もありませんでした。

抗うつ剤投与の始りと副作用の始り

 なかなか症状回復の兆しが見えない私はここでいよいよサインバルタという有名な抗うつ剤を飲み始める事となりました。脳内のセロトニンを増大させることを目的とし、気分の落ちこみを回復させたり、快楽へと気分改善させるためです。しかし、このサインバルタは「劇薬」と指定されるほどの薬なのです。ですから、投与も極めて少量からのスタートとなりました。因みに25ミリグラムカプセルを2錠です。

 予想通りに副作用は早速現れました。全身の倦怠感にめまいふらつき、手足の震えや痺れ、異常なまでの口の渇き頭痛頭重、全身が石になったかのような凝り固まり。これらの副作用との格闘が始まりました。副作用はあまりにも突然に強烈な勢いで起こりましたので対応できませんでした。うつ病の症状と副作用のダブルパンチを食らうことになりました。

症状の変化から減薬による更なる副作用

 次第にサインバルタの効果が出始め、気分も上向きになってきましたが、私のケースは極端に気分が上向きになりすぎ超ハイテンションとなりました。ここで病名はうつ病から、双極性障害二型という病症名に変更されました。いはゆる躁鬱病というもので、気分にハイとローの波がありうつ病とは似て非なるのです。サインバルタを5年間飲み続けて効果が強く出過ぎたため、気分の改善を通り越して異常なまでのハイテンションへと登り詰めてしまったのです。家族たちは私のテンションに付いてこれず、うつ時と違う辛さを味わったそうです。

 そこで医師はサインバルタの減量という方法をとります。カプセル2錠を1錠に減らし逆に元気を出ない方に持っていくのです。2錠を1錠と聞いてもピンとこない減量かと思う方もいらっしゃるでしょうが、単純に一気に半分に減るのです。この減量により、ついに離脱症状という辛い副作用が出るのです。

 サインバルタの量が半分になったのですから、脳が急な変化に正常な判断が出来なくなり、脳から身体へのサインも正常に成されなくなりパニック状態を起こすのです。離脱症状としては、最も顕著に現れるのが痙攣とまではいかないものの「強い痺れ」です。シャンビリと称されるもので文字どおり耳の奥でシャンシャンシャンと不快な音をたてたかと思うと同時に手先から足の先までビリビリっと痺れる感覚になるのです。シャンビリと称される所以です。

 このシャンビリは布団に横たわってる時に容赦なく襲ってきますので、楽に寝てもいられないです。超ハイテンションはなくなりましたが、不愉快な症状が続きました。歩けば足を踏み出す度に脳天まで痺れを感じるのです。抗うつ剤をはじめとする精神薬は、効果は出にくく副作用は直ぐに出るという怖くて辛い薬ですので、治療のためには絶対に必要な物なのかは疑問に思います。

[参考記事]
「うつ病の薬の副作用で、母乳が出たり、体重が20キロ増えました」

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