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睡眠薬の副作用により一過性前向性健忘に。食べた記憶がない

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この記事は20代の女性に書いていただきました。

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「一過性前向性健忘」があると診断される

 不眠症の為に就寝前に睡眠導入剤を処方されていた私は、睡眠導入剤服用後から就寝までに過食の症状が出ることに悩んでいました。この時に飲んでいたのは「レンドルミン(睡眠薬)」です。

 単純に空腹感から深夜の間食をしてしまう程度ならば自分の管理不足や意識が足りないのかなと対策をすることは簡単だったと思います。しかし、「食べたことを覚えていない」時が多くなり、翌朝に家族から指摘されるまで過食に気付かない時もありました。ゴミ箱を見ると菓子パンやインスタントラーメンの空き容器が捨ててあるというのが過食をした証拠でした。その時は「レンドルミン」に副作用があると知らず、「睡眠導入剤で無理やりに眠ろうとするからだ」と思っていました。

 医師に相談をすると「一過性前向性健忘の傾向がある」と診断をされました。同時に「薬を飲んでから寝るまでは、なるべく布団の中で横になって時間をやり過ごすように」と指示をされました。レンドルミンはハルシオンなどと比べると一過性前向性健忘になる可能性は低いそうですが、私は運が悪かったのか、体質なのか、健忘の症状が強く出てしまいました。

一過性前向性健忘で困った事やショックだったこと

 体型の変化もあり普段から食べ過ぎないように注意していた私には、「記憶にない過食」は本当に困ったことでした。夢遊病のように布団から出て食べ物を探す、その姿に家族はショックを受けていました。私が過食を始めた時は家族はなるべく注意するようしていたそうですが、「お腹が空いて仕方がない」と思い込んでいる私は夜中に家族と言い合いになることもありました。

 食べ物を部屋に持ち帰り、音がしないように食べていましたが、家族はそのことも当然気が付いており「注意してもしょうがない」と半ば諦めていたようです。そして隠れてまで過食をしている自分がとても悔しく、情けなかったです。

 一過性前向性健忘の症状は「記憶にない過食」だけではありませんでした。友人にメールをしていた、SNSに書き込みをしていたなども全く記憶に無い時もあり、翌朝は就寝するまでの自分の行動をさかのぼるように様々な確認をしなくてはならなくなりました。

 医師には「なるべく布団の中で横になって時間をやり過ごすように」と指示されていましたが、就寝までの時間は長く感じたり、急な不安感に襲われたりして、じっとしていられないのが実情でした。

就寝前の過ごし方を変えたこと

 まず、対策として家事や食事などを済ませ、一過性前向性健忘の症状が出ても意欲的にならない準備をしてから薬を飲みました。例えばなるべくマイペースに、自分を刺激するような事は避け、穏やかな気持ちでいるように努めました。スマホを見ていても、自分の刺激になるようなページや、気分を害する投稿を見るのは避けて、ひたすら好きなものを眺めていたり、スマホでゆったりとした音楽を聴いていました。本を読むにしても、サラサラと読めるもの、あまり考え込まない(興奮しない)文章を読むようにしていました。
 上手く出来た日は、そのまましばらく目を瞑って僅かな眠気を感じて眠りに入ることが出来ました。

「レンドルミン」服用を辞めた後に気づいたこと

 医師から処方薬を変えると言われ、「レンドルミン」の服用を止めました。「レンドルミン」は健忘を起こしずらいと医師に言われましたが、私が「記憶にない過食」に悩み始めたのはレンドルミンを飲み始めてからだった為、「薬を変えて症状が改善するか試してみよう」ということで他の睡眠薬を飲むことになりました。結果は、「過食する時はするけど、回数は減った」くらいでした。睡眠薬はどの種類も健忘の症状が出ることがあるそうです。

 自分で考えた就寝前の過ごし方がうまくいった日は過食は見られませんし、その他の謎の行動も抑えられたように思います。しかし、イライラ、ソワソワがあったり、翌日に早起きをしなくてはならない等の原因がある時は過食気味になる日もあります。

 そして過食をしてしまったとしても「自分を責めない」ことを新たに決めました。自宅から食材を無くすことは不可能だし、食材の場所を分からないようにするのも出来ません。ふらふらと食べ物を探しに行って、音もさせず食べた、そんな日の翌日は、「今日はうまく眠ろう!」と自分を責めず、家族にも「食べちゃっていたことをあまり叱らないで」と頼むようにしています。

 実際の副作用が弱い薬でも、それを飲まないことにより、副作用の症状が改善される場合もあると思います。私の場合は「レンドルミン」がその対象となりました。不安要素を取り除くという意味では、「レンドルミン」の処方が無くなったことは私にとってはプラスになったと思っています。

[参考記事]
「睡眠薬の副作用で記憶欠如。起床後1時間の記憶がない」

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