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日本脳炎ワクチンの副作用により10万人に2人の病気に

 

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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 次女が3歳のころに受けた日本脳炎ワクチンの接種にて、10万人に2人くらい発症する可能性がある、急性散在性脳脊髄炎を発症しました。日本脳炎ワクチンを接種したのは午前中でしたが、なんかちょっとおかしいな、と思ったのは夕方からでした。足元のふらつき、嘔吐、全身の倦怠感がまず現れまして、すぐ接種を受けた病院へ行きました。

 病院の待合室では2度嘔吐しましたが、その後、診察をしてもらいました。足のふらつきについては、2~3歩歩かせてみて、「胃腸炎で体力落ちてるから、足元がふらついてるんだと思うよ」と、医師は何も処置らしいことも検査もせず、帰宅を促されました。この時点では急性散在性脳脊髄炎だと医師は気づいていませんでした。お医者様がそういうのなら・・・と、医療的なことの分からない私はそのまま帰宅しました。その日の夕食は次女は食べませんでした。

 接種2日目:朝から調子はよさそうで食事を少量摂り、テレビを見たり散歩に行ったり、普通の1日を過ごしましたが、夕方になると足のふらつきが出てきました。疲れたのかな?と思い早めに就寝させました。

 接種3~5日目:普通の状態の日と、本当にダルそうで寝てばっかりの日が交互に続きました。この間、接種した病院へ2回受診していますが、「胃腸炎で体力落ちてるから」と一緒の診察結果でした。

 接種6日目:朝、横になりながら頭が痛い!と訴え、ふらふらと立ち上がるも足に力が入らない状態で、くにゃっと崩れると同時におしっこを垂らしてしまい、明らかにおかしい!と思い私のかかりつけの胃腸科へ連れて行きました。状態を見るなり、緊急入院しなければだめな状態だ!いま紹介状出すから、まっすぐ県立病院へいきなさい!といわれ、そのまま急行しました。

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急性散在性脳脊髄炎の診断を受ける

 県立病院ではMRI、採血、尿検査、等の一通りの検査の後、「日本脳炎ワクチンの副作用による急性散在性脳脊髄炎」の診断を受けました。担当医師には「脳炎を起こしている状態で、非常に危ない状態です」と言われましたが、明確な治療法もない病気で、脳炎に対する治療で様子を見ることとなりました。ステロイドパルス療法を3クールし、その後、免疫が回復するまで入院となり4か月間病院暮らしでした。

 治療中何度か脊髄液を採取し、菌の有無を調べる検査もしました。腰のあたりに針を刺し、流れ出てくる脊髄液を試験管の中に集めるのです。大人でも耐えられないほどの苦痛だと思います。その後、幼稚園に入園しましたが半年で再発し、同様の治療を受け、その後は再発はしていません。

 現在7歳で元気に学校に通っていますが、気分にむらがあり、4歳の弟とおそらく精神年齢は一緒くらいだと思います。後遺症があるのではないかと思い、何度か発達検査などの知的検査や運動能力の検査をしていただいてますが、検査結果では「ぎりぎり普通学級に通えるくらいの能力」でした。急性散在性脳脊髄炎により後遺症を引きずる人もいますが、娘の場合はどうなのかは正直分かりません。死亡率が高い急性散在性脳脊髄炎に罹ったのに、命が助かっただけでもありがたいと思っています。

[参考記事]
「子宮頸がんワクチン接種後に強い倦怠感を感じ1週間外出できず」

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