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[抗うつ薬の離脱症状]世の中すべてが回転して見える

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この記事は30代の女性に書いていただきました。

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もう10年前になりますが結婚して主人の実家に入り、主人の祖父母との同居生活が始まりました。
当時祖父は80歳で、認知症が始まっていました。
私が仕事を終えて17時頃に帰宅するのを楽しみに待っていました。
主人の帰宅は20時過ぎ。
主人が帰ってくるまでの約3時間毎日毎日同じ話を聞かされ続けました。
その内容は決まって主人の父親とその親族の悪口です。
主人の身内のことを悪く言うわけですので、私は嫌々聞くのです。

そんな生活が続くと心が病んでいくもので、私は徐々に食事が食べられなくなり、やせ細っていきました。
家に帰りたくない気持ちが強くなり、主人の仕事が終わるまで喫茶店で時間を潰して一人で家にいないようにしました。
そんな姿を見て主人がおかしいと思い、話を聞いてくれて、精神的に限界だった私を心療内科に連れて行ってくれたのです。

薬による副作用

心療内科でカウンセリングと診察を受け、抗うつ薬「デプロメール」と抗不安薬「ワイパックス」が処方となりました。
2週間に一度受診をし、「デプロメール」は徐々に増量となりました。
この薬の一般的な副作用に「体重増加」「眠気」などがありましたが、幸い私にはなく、飲んでいくうちに食欲も出て元気になってきました。
3か月くらい通いましたがある日妊娠が発覚しました。
初めての妊娠だったので薬を飲み続けることに抵抗を感じました。
そのころには「デプロメール」を最大量を飲んでいたのです。
すぐさまクリニックに電話し、今後の対処法について話を聞きました。
本来であれば「デプロメール」の減量は徐々にしていくものであり一気に断薬をするものではないと言われ、「心配であれば断薬してもいいです。しかし離脱症状が出ます。離脱症状はかなり強いと思うと思うので、それが心配であれば徐々に減量していくの方が確実です。」と言われました。
私はお腹の赤ちゃんが心配だったのですぐさま断薬しました。
するとみるみるうちに離脱症状が出てきたのです。
人により様々な症状が出てくると思いますが私の場合は「世の中すべてが回転して見える」というとても怖いものでした。
仕事に行くのに運転していると私はまっすぐ走っているのに他の車はコマのように回転しながら走ってくるのです。
もちろん私にそう見えているだけで車はそんな動きはしません。
そして職場でも同じでした。
私はクリニックに勤務しているのですが注射のアンプル(注射液が入ったガラス瓶)が回転していて上手く掴めないのです。
針を刺そうとしても固定している自分の手が動いて見えてしまいます。
患者さんも椅子に座ったまま回転しているし、いつも見ている患者さんの顔が全く違う人に見えたりもしました。
そんな症状が1か月くらい続きましたが、それも段々落ち着いていき、いつの間にか日常の生活に戻ることができるようになりました。
今回の内容ですと副作用ではなく離脱症状の話になっていましたが、私は離脱症状も副作用の一種だと考えています。
覚せい剤にも禁断症状がありますが、薬でも同じ「禁断症状」と言えばいいと思います。
離脱症状なんていう柔らかい言葉を使わないで禁断症状と言ったほうが恐さが伝わります。

薬にも禁断症状が出るということは覚せい剤と同じくらいの薬物だと認識してください。
精神系の薬は「メンタルクリニックに行って薬を貰って来たから飲んだ」なんて軽い気持ちで扱わない方がいい。
少しでも私の記事で精神系の薬の「恐さ」を感じてくれたらいいなと思います。

[参考記事]
「抗うつ剤アナフラニールの副作用により大量の乳汁が出るように」

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